最近のこと 2008年度
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12/31


今年もいよいよ終わりですな。
いやー、早かった。
毎年同じようにそれは感じるのですが、
今年はなんだか…特にそう思います。

まあ、個人的にもいろいろと面倒なことがあったりで、
精神的にも余裕がなくなり、小説を書くこともままならない日々もありましたが、
過ぎてみればそれもすべてはたわいのない物語。

己を見失わず、己のなすべきこと、やりたいこと、
つまりは希望に向かって進んでゆく、ただそれだけなのですな。
たとえ一時は停滞しても、あるいは疲れ果て、ときに歩けなくなっても
だったら這ってでも進めばいい。年間1cmでも進めばそれは前進。

いつだって前のめりでゆきたいものです。
過ぎ去っていった風の香りは、いずれ忘れるだろう。
新たな新緑の風の、そのかすかな芳香に気づいたなら
僕はもう決して戻らないだろう。

食品偽装やら、悲惨な通り魔やら、ひき逃げやら、
リーマン破綻による不況の波やら、
筑紫さんや飯島さんや、著名な方々が亡くなったり、
清原や桑田が引退したり、
なんだか、なにがいつ起きたのだったっけ?
というくらい、いろいろあった年でしたけど、
それでも我々は、日々を同じように生きようとしなくてはならず、
スーパーでは冷凍食品の原産国を確かめたり、値上がりした商品を切り詰めたり、
同時にまた温暖化だエコだと、マイバックを持って出かけたり
レジ袋いりませんと、勇んで言う回数が増えてきたり、

いろいろな問題、事件、環境の変化の中で、それでも
そう愉快ではなくても、なんとかそれなりに過ごしてきましたね。

オレオレ詐欺の魔の手や、凶器と化した飲酒運転車や、
身近にいるかもしれない殺戮犯や変質者の影に怯えたり
学校裏サイトや携帯でのいじめにあう少年少女たちや、
相変わらず横柄な政治家たちや、
新型インフルエンザや、中国産ウナギや冷凍ギョーザやら、
さまざまな問題に心痛めたり、時に見ぬふりをしながら、
なんとか生きてきた。
そしてまた生きてゆかなくてはならない。

駅前で声を張り上げる募金運動の子供らを前に、
下を向いて通りすぎることに罪悪感を感じるのなら、
ただポイ捨てや、歩きタバコや、飲酒運転や、電車内での携帯通話をやめる方が
よほどモラルに叶った優しい社会に貢献できる。
もちろん募金できるならすればいい。
それを己の心のなぐさめにするという自己満足でないのなら。

いや、そんなことが言いたいのではなく、
来年もまた、我々は同じように生きてゆくだろうということ。
来年はいい年になりますように、と
毎年のささやかな希望は、年が明けたほんのひと月で、
錆びた鉄のように池の底へ沈むだろう。
またきっと、来年も
悲惨な事件やら、ネットや携帯がらみの悪意やら、
食の危機やら、物価高やら、政治家の汚職やら
不適切な発言やら、タレントのスキャンダルやら
著名人の死やら、スポーツ選手の引退など、
あれやこれやが、次々に湧き出てきて、
TVでニュースを見たその一瞬だけ我々の心をきゅっと痛ませたり、
にわかに自戒の念を強くして、ほんのしばらく世間の話題となったのち
濁流のごとき流れの中で忘れられてゆくのだろう。

つまりは、
我々はたいして変わりばえはせず、
また2009年を、よちよちと、そしてのらりくらりと生きてゆくのだろう。
気づかぬうちに温暖化が深刻なまでに進んでいたように、
気づかぬうちに、人心はすさんでゆくのかもしれないし、
あるいは、なにかのきっかけがあれば、少しは良くなるのかもしれない。
そう思いたい。

さあ、
夕方からは盛大に格闘技が始まる。
お決まりの紅白を見る方もおられるかな。
そばを食べたのち、風呂に入って、
一杯やりながら新年を迎え、
NHKのさだまさしの番組を見て、
新年の実感も沸かぬまま。
そのまま眠りにつくだろう。

そうやってまた年を越え、
ひとつ歳をとり、
我々は人生を過ごしてゆくのだろう。

せめてそこに、
楽しいこと、嬉しいことを
ひとつでも多く迎えられれば
つらく悲しい出来事もただ、
笑顔で振り返られるだろう。

僕はまたプログレとメタルで。

そして物語で。

ときを、またぎます。

みなさま、よいお年を


                    2008.12/31 緑川 とうせい


12/15


昨日は沼袋サンクチュアリにプログレハードナイトを見てきました!

いやー、久しぶりに椅子に座って見るライブで、少々お尻が痛くなりましたが…(^_^;
どのバンドさんもとてもいい演奏で楽しかったです。


1バンド目のMOONSTONEさんは、
NOVELAを思わせるロマンティックな世界観の楽曲で、ときにシンフォニックにときにハードに
聴かせてくれました。Keyの方のキャラの濃さも見どころですが、昨今少なくなってきた正統派の
メロディアスなハードプログレサウンドが実に耳に心地よかった。今後がより楽しみなバンドさんです!
*MOONSTONEサイト
http://moonstone.rakurakuhp.net/

2バンド目の護魔(GOMA)さんは、
トリオ編成のELPスタイルですが、とにかく演奏が素晴らしい。
Starlessの堀江さん似のドラマーさんのリズムが強力で、ベースさんとともに
その抜群のグルーブ感には思わず頭が動きます。
シンセの方は今話題の(?)小室哲哉を思わせるスタイルで、ELPかUKかという具合に弾きまくり、
ただのプログレではないモダンさと絶妙の即興感覚を有した楽曲が見事。いいバンドです!
*護魔サイト(演奏の模様が見られます)
http://www.goma.cc/CCP011.html

そして、トリのGERARDはやはり世界のジェラルドだった!
いやー、永川さんは相変わらずノリノリで弾きまくりでそしてテクニカル。
日本最高のプログレキーボーディストは健在でした。
曲の方も僕の大好きな「Irony of Fate」から何曲かやってくれて感激でしたし、
Ark Stormの佐々井さんのヴォーカルもさすがの存在感。
永川さんのMCでの笑いも含めて、実に堂々たるステージでした。
そしてラストはなんとKING CRIMSONの“21世紀の精神異常者”で大盛り上がり。
いやー、やっぱプログレっていいもんですね!
*GERARDサイト
http://www.sound.jp/gerard/



そうそう、行きがけに新宿のユニオン・プログレ館に寄ったのですが、
なんとレジに畑亜貴さんがおりました。こんな間近に…
どうやらサイン会があったらしい。意外と大きな方でした。


11/24


目的が見えずに迷走しているときが人間一番つらい。

ここで定義する「迷走と」は、
次の目的が見えずに、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりして、
これでよいのかと思っても「やっぱりこっちじゃない」と、
分からなくなりながらも動かずにはいられないということ。
もどかしさとあせりでワケがわかなくなったりして、そんなときは自信もなくなるもの。
先の見えない迷路にいるような感覚なのだから、それはつらいものだ。

反対に、確固たる目標ができて、それに向かって邁進しているときが
人間は一番力強く、自信に溢れている。「これでよい」と思えたならば、それに向かってゆくだけ。
ちょっとした困難があろうと問題ではない。それを乗り越え突き進む。
それは強く、そして美しい光に満ちて人を輝かせる。

人間だれしも、迷走時期に陥るものなのだが、できればそれが短いほど幸せなのだと思う。
もちろん、迷走は無駄ではなく、それはいうなれば、「ガイディングライト(導きの光)」を
見つけるための努力なのであり、あるいはいくつか見えている光から、
より求めたいものを選んでゆくという期間でもあるのだと思う。

人生の中では、生涯の目標となるような大きな光が見つかるときも何度かあるだろうし、
小さな光を見つけて、それを得てまた次の光へという連続もあるだろう。
マラソンにたとえるなら、ゴールという最大の目標があって、それに達するまでの、
小さな目標がある(次の電柱だったり、次の曲がり角といった)。

ゴールの決まっているマラソンランナーというのはある意味幸せなのである。
そちらへ走りつづければいずれは辿り着けるのだから。
しかし、人生においては、その目指す方向というのは、なかなか焦点が定まらなかったり、
行ってみたらやっぱりこっちじゃなかった…などということもままあるだろう。

そういう点では、人生とはゴールそのものを見つけ出すマラソンであるともいえる。
その間に、偶然に小さな目標を見つけたりすることが、
日々を生きている我々の喜びであったり、モチベーションであったりするわけだ。

そうした、「小さな目標」というのは案外とても大事である。
それがあるからこそ、今日を頑張れたり、困難を乗り切る意志の力が生まれたりする。
あるいは、その小さな目標のためにつらい決断を可能にしたり、
もしかしたら死を思い止まったりすることもあるだろう。本当にちょっとしたことでも。

次の目標があれば、そこまでは走れる。
その光を目指してゆける。そこへほゆけると信じることで、そのための努力したり、
自分を叱咤して頑張ることで、自分を高めることにもつながるのである。

なので、次の目標がまだあやふやで、どっちへ行くべきかよく分からない…
それでも走りつづけなくてはと焦っている…そのような迷走の時期というのは、
精神的にもとてもつらいし、自分の生き方に自信が持てずに苦しかったりする。

しかし、迷走は決して悪いことではない。
それが次の光を探すための意味ある迷走ならば。そして己の意志で走っているのならば。
それならば、きっといずれは目標が見つかるだろう。

ひとつの目標をクリアすれば、新たな次が見つかるだろう。
次は迷走期間を少なくできればなお素晴らしい。
そうして、いかにそのときの目標を自分のものとして、それを喜びとしてゆくかで、
人生が充実感に包まれてゆくのではないだろうか。

探す必要のない目標というのは、すでにその人の人生のテーマになっている。
そういう幸運な人間にとっては、苦痛も困難もさほど問題ではない。
そこへつながる小さな目標を見つけて、次々にこなしてゆけばいいのだから。


さて、私自身の次の目標は決まった。
できれば今年中にやり遂げて、次の目標にそなえたいものだ。

あ、まずは今日の分のCDレビューをしよっと♪



11/18


これがSACDの威力かあ!
いやー、凄い。この音の迫力ぅ!!

はじめは、GENESISの初期ボックスがSACDなので、それじゃプレイヤーも揃えるかと、
気軽な気持でいたのですが…今日届いたSONYSCD-XE600をさっそくつなげまして、
ためしに先日買っておいたELPの恐怖の頭脳改革(SACD盤)」を聴いてみたところ、



ぶ、ぶっとびました。
うほっ。凄い…凄すぎる。この臨場感。
音楽に感動するのも久しぶりですが、この別次元の迫力にはすっかりたまげました。
今まで聴いてきた音楽はいったいなんだったのだろうか…と、そんなことすら思ってしまった。

知っての通り、音楽を一番自然な音で聴くにはアナログのレコードが一番で
CDというのはダイナミックな部分のみを取り出したレンジが狭いものです。
さらにMP3となれば、それをさらに圧縮したものなので、
音の広がり、耳に優しい自然さという点ではアナログには到底及びません。

ですが…このSACDというのは、限りなくその「自然な音」に近いんです。
今流行りのSHM-CDなどは、たぶんいくぶん派手に聴こえるというだけのものでしょうが、
SACDはまるでアナログレコードからノイズを除いたような感覚…とでも言えばいいのか、
そんな、空間的な広がりを感じるサウンドなんです。そう、まさにサウンド。音が生きている!

これは音楽を聴く喜びが何倍にもなるカンジです。いやー、すごいすごい。
GENESISELPの他にもPINK FLOYD「狂気」や、NEKTARMoody Bluesなども
SACDで出ています。こりゃ集めなくては。レビューはいずれします。


上に乗っているのはアナログプレイヤー。ときどきはレコードも聴くのですよ。
LPでMIKE OLDFIELDの「オマドーン」を聴いてみました。こういう作品こそSACDで出してもらいたいっ!!



ひとつ不安なことといえば、
これから普通のCDを聴くのが物足りなくなりそうでコワイ…(^_^;
世の中の全部のCDがSACDになればいいのになあ。
せめて、名盤と言われるものくらいはこの素晴らしい音で聴きたいものです。

*SACD公式サイト
http://www.super-audiocd.com/aboutsacd/

*SACDこだわりのレビューサイト
http://blogs.yahoo.co.jp/satoshi_358/folder/1131758.html


11/13


やっと届きました!
GENESISのボックスセット。
SACD+DVDの全13枚セット!

いやー、初期ジェネシスファンとしては首を長くして待ちましたよ。
「NURSERY CRYME」「FOXTROT」「SELLING ENGLAND」
これらの名作が最高の音で聴ける日を。

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*SACDでない通常のリマスター盤もあります。安い方がいいという方はこちらを。
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さて、どうせならせっかくのSACDをよりよい音で聴こうと、
SACDプレイヤーも購入に踏み切りました。
値段からいっても、このあたりがお買い得かなと。

SONY SCD-XE600
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11/11

めっきり寒くなってきました。
もう冬が来たか。早いもんですねえ。

さて、すでにご覧になったかとは思いますが、
最近自分の中でまた70年代名盤のリバイバルブームが起きてまして、
いまさらですかが、70年代のHR名盤特集を作りました。

DEEP PURPLE、BLACK SABBATHにRAINBOW、
JUDAS PRIEST、SCORPIONS、UFO、MSG…etc


中でもこれまでUFOはあまり聴いてなかったので、
マイケル・シェンカーのギターの凄さをあらためてかみしめております。
アルバムとしては「現象」とともに、「フォース・イット」あたりは楽曲充実の傑作です。

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もちろんMSGもいいんですけど、シェンカーの奔放なプレイに関しては
UFO時代の方がもっと自由にロックしていていいなあと思いました。
(とくに、ライブでの“Doctor Doctor”なんかは最高の名演!)

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HR好きでまだ聴いておられない方にはぜひチェックして欲しいですね!
70年代のバンドのアルバムを、音が悪いとか古くさいとして聴かないのは、
じつにもったいない。現在のハードロック、メタルシーンがあるのは、
それらのオリジネイターあってこそなのだと思います。
特集ページが参考になれば幸いです。


10/15


ときのながれのなかで

あと30年もすれば、どうせ老いさらばえてしまうのだ。

今書きたいものを書かないでどうする。
今しか書けないことは今書くべきだ。

そのために生きてきた。
創作はライブだ。

迷うことなんてなかった。
計算するのもやめた。

我がままに

最高の鼓舞とともに

進む。



…ちょびっとスッキリした。
書きたい物語がある幸せは、俺だけのものチューリップ

おりしも、昨日は飛翔する夢を見ました。



9/25

3X歳の誕生日ということで、久々に写真を撮ってみました。


とうせい、仕事場にて

うーん、相変わらずあんまり歳をとった実感はないのう…

変わりたくて
マシになりたくて
でも変えられたくはない

…という、ZIGGYの歌の歌詞が胸にしみます。
まあ、たぶん変わらないでしょう(笑)

今後とも、メタルとプログレと、そして物語とに命を捧げ
人生をなるべく楽しんでゆきたいと思います。

ひとつどうぞよろしく。


9/17



最近になって、70年代ブリティッシュロックの奥深さをあらためて実感しました。

先日紙ジャケで買ったGracious!を聴いていて、
KING CRIMSON、PINK FLOYDにEL&Pといった大物の影で、
このしたマニアックなバンドたちもその存在を許され、
独自の英国ロックを造り上げていたということに感動を覚えました。

さらには、DEEP PURPLEやCAPTAIN BEYOND、URIAH HEEPなど、
ハードロックの方面でもプログレッシブな感覚を有したロックバンドたちが、
それぞれの知性とロックへの情熱を傾けて素晴らしい作品を作り出し、
結局は、ハードロックもジャズロックもプログレも、すべてはブリティッシュロックであり、
互いにそれぞれの個性を主張しながら存在していた。
やはり70年代のイギリスというのは特別なシーンだったのだと、あらためてそう思いました。

なので、70'ブリティッシュに敬意を持つとともに、
これまで「プログレ・イギリス」としてごた混ぜにしていたレビューページを整理し、
新たに「70年代ブリティッシュロック」のページを独立させました。

今後はレビュー不足のアルバムも随時掲載してゆくことにします。


8/28

行ってきました!OPETHのライブ!


思えば、最初にOPETHを知ったのは1996年の2ndMorningrise」でした。
そのときは、ツインギターが格好良くて、曲がやたらと長いメロデス…という感じで、
もちろん気に入りはしましたが、まだのめりこむほどではなかったと思います。
リアルタイムで聴いた3rdもやや地味な印象だったので、
それ以来、私の頭からはこのバンドのことは忘れ去られたのですが…

4th「Still Life」を聴いたときでした。まさに衝撃を受けました。
そこにあったのは、北欧独特の薄暗い叙情美に、激しさと静寂をともなった緩急自在の展開、
その二面性の極端さと美しさに、プログレ好きでもあった自分はガツンとやられてしまったわけです。
そして続く「Blackwater Park」にて、その確信は強固なものとなり、
我がサイトのレビューでも彼らを猛プッシュをしてきたのはご存じの通り。
いつかこのバンドのライブを実際に見たい…私の願いは高まるばかりでした。

そうして前作「Ghost Reveries」において、バンドの人気は世界レベルまで達し、
LOUD PARKにてついに初来日を果たしたわけですが、そのときは見に行けず。
続く今作、「Watershed」において念願の単独公演が実現!
10年越しの私の希望がかなったというわけです。

会場の赤坂BLITZは初めて行ったのですが、
いやー、人が多かった。平日なのに満員札止め。
おそらく1000人はいたのではないかと。外人や女性のお客もちらほら。
日本でもこれほどOPETHの人気が高まっていたとは、驚きでしたし、
昔から聴いていた身としては、やや複雑な気分ながらも嬉しかったです。

会場に入り、左の壁際に陣取って開演を待つ私。
念願のライブにも意外と冷静だったのは、最新作にさほど興奮しなかったからか。
できれば、もう3年前に見たかった…というのが正直なところ。
ともかく、場内が暗転、ライブが始まりました!

最初はこの手の大きな会場にありがちに低音の分離がやかましく、
バスドラがうるさ過ぎるのはクラブチッタあたりと同じだなあと思いつつ、
徐々にバランスも良くなってきました。
ステージ中央に立つミカエルは曲によってギターを替えながら、
咆哮するデス声とノーマル声の使い分けがやはり見事。
MCでは意外と可愛い感じで、さかんに会場の笑いをとっていました。

曲は、てっきり最新作メインでやるのかと思いきや、
長年待っていた日本のファンを思ってくれてか、
過去のアルバムからもまんべんなくなやってくれたのが良かった。
思い入れのあるMorningrise」「Still Life」からの曲は特に嬉しかった。

ただ、やはり…ドラムが普通。いやまあ普通に上手いんですが、
前任者に比べるとただのメタルドラマーなので、音もリズムも少々物足りなかった。
このバンドの曲調なら、もっとグルーブのあるドラムの方が合うだろうに。
そこがちょっともったいないと思いつつ…最新作の曲が一番演奏が良かったのは、
当然ながらこのメンバーで作ったからなんでしょうね。
ただほんと、このバンドならもうちょい良いドラマーが見つかると思いますっ(願)
あと、シンセのメロトロンのサンプリング音が安っぽかったけど…
さすがに本物は持って来られないから仕方がないか(笑)

さて、ともかく、会場は大盛り上がりで、オーペスコールの大合唱とともに
アンコールでは、「Blackwater Park」からの曲で締めくくり。
どの曲も10分くらいはあるので、全部で10曲くらいだったと思いますが、
それで2時間がたってしまうのがこのバンドならでは(笑)

楽しみつつも冷静に鑑賞出来たライブでした。
メタルなのにヘドバンよりもじっくり聴き込む部分が多いのが、
これまのメタルバンドにはない彼らの個性的なる所以です。
次回作はどうなるのか、そして次の来日はあるのか…
楽しみであり、不安でもあり。
それを待つことにいたしましょう。


8/20

ついに出る…GENESIS究極のボックスセット!!

2nd「TRESSPASS」
3rd「NURSERY CRYME」
4th「FOXTROT」
5th「SELLING ENGLAND」
6th「THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY」2CD

ピーター・ガブリエル時代の傑作である上記の6枚に加え、
7インチシングルや、BBCでのライブ音源等を収録したボーナスDisc付きの全7枚セット。
しかもリマスター&SACDときた。さらには、すべてがダブルディスクで、
それぞれのDVDにはサラウンド音源やインタビュー等を収録。
これはまさに完全版GENESISボックス!

amazonだと15%オフ対象なので、こりゃ即注文だあぁ〜!!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00104WHLA/metarutopurog-22/ref=nosim/

…サイフが(泣)


8/8


連日の猛暑で、すでに夏は味わいつくした感じがあります。
もう秋になってほしい…

さて、今日は自分にとってのひとつの旅が終わりました。
おりしも、オリンピックが開幕する今日ですが。

去年から書いていたこの小説を完成させることは、
自分にとっていろいろな意味がありました。
それは、心のしがらみを断ち切ることだったり、
新たな旅へ向かうための必要な終結だったりで、
つまりは、少々の痛みをともなう完成でありました。

ともかく、
自分にとって大切な物語がまたひとつ増え、
そして終わったということなのです。
「ミミーの魔女占い」はすでに前編を公開していますが、
近日中に後編を掲載できると思います。

ありがとうミミー。
僕はまた、次の旅をはじめます。


7/25

連日の暑さに夏バテ寸前…
しかし、なんとかメタルとプログレで持ちこたえつつ、
小説をかいております。

mixiで載せた、「ほへと数秘術・生年月日占い」
面白いので、こつちにものっけてみます。
http://www.geocities.jp/standing_art/hoheto/kazu.html


*以下、私めの診断結果

・基本性格
優れた思考能力を持ち、分析、発想、応用能力を持つ(記憶力と決断力は無い)。
情報通で興味のある事は詳しい(決して学校の成績が良い訳ではない)
思考と行動の矛盾を嫌い独特の美意識や哲学を持つ求道者。
数秘随一の論理演算能力(理屈っぽい)、でもそれを批判に使わないように。

・人間関係
クールな一面、社交力は意外とあります。
一見複雑で不可解な性格ですが、実は寂しがりやで甘えたさん。
深層意識からの好奇心からかいろいろな人と出会います。

・恋愛
清楚な感じがロマンティシズムを刺激。ゴージャスは苦手。
小難しく考える割に恋は直球、ストレート勝負。
淡泊で甘える側担当。

・生活
ストレスに弱いので、ストレスに注意。
人目はあまり気にしない、そんな格好。
いつも自問自答している。
精神的にダイブしている時は世捨て人。
アドリブは利く。

・金運
いろいろ調べて比較して賢く買います。
しかしお金は有れば有るだけ使う(涙)。
金のかかる趣味は持たない事。

☆補正オプション
ph:純粋、純血の数秘の性質を持つ。
純粋培養のため地上での適応力に若干問題がある。
血統書付き。



…意外と当たってる?
たしかに、金があるだけCD買うし(笑)
アドリブが利く世捨て人か…(爆)
そして、血統書って、どんなんだろう?(笑)

みなさんもやってみてはいかが?



7/6

昨日、今日と真夏のように暑いです。

あまりに暑くて寝苦しいので、クールな寝具を買おうと、いろいろと見ていました。

*朝までクール
低反発冷却ジェルが体温を奪い、熱帯夜でも朝まで涼しく眠れる…らしい
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00163HKPI/metarutopurog-22/ref=nosim/

*スペース涼シート「すやすや」
NASAの高い技術を寝具に転用したハイテクシーツ…らしい
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001AJLC3E/metarutopurog-22/ref=nosim/

うーむ、
どちらも気になるが上の2つはちょっと高いので、結局これを買うことにしました↓

*マイナス2度 爽涼ひんやり敷パッド シングル
片面にキシリトール+ミント配合のメッシュ素材、熱や水分を一方的に吸収してくれるメッシュクール加工…だそうだ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000QS2U4K/metarutopurog-22/ref=nosim/

届くのは水曜とのこと…
暑いのはホント苦手で、夏はいつも睡眠不足。
これで解消されるといいなあー。


ところで、新作小説「ミミーの魔女占い〜前編」
近日掲載します!

6/10


暗黒は大切です。

それは誰にでもあるもの。
それは決して、殺人犯や通り魔だけが異常なのではなく、我々の中にもある暗黒なのです。

まずは、秋葉原での通り魔被害者の方々にはご冥福をお祈りします。
しかしながら、こうした事件において、犯人の異常性のみが問題なのではなく、
普段は真面目でおとなしい人々が、自らの暗黒をこのようにしか表現できなかったということが
悲劇であるのです。

人間には誰にでも内側に暗黒を持っています。
大切なのは、それと対峙して、しっかりと自らの暗黒を知り、認め、それと上手に付き合ってゆくこと。

今回の犯人もそうであったらしいですが、周りにはいい人を演じ続け、
己の暗黒を隠したまま、溜め込んでゆくというのは、とても危険です。

ちなみに、自分の場合は、小説や音楽があるので、己の暗黒を表現し、
客観視することで、それを昇華しております。
人間には、少なからずそうしたものが必要で、楽器を演奏したり、曲を作ったり、
物語を書いたり、絵を描いたり、 あるいはそういう具体的な表現でなくても、
カラオケで歌ったり、運動をしたり、世界を共有できる親しい友人と話すことなどでも、
己の暗黒を溜め込まずに済むのですね。

しかしながら、世間一般では暗黒はさほどよしとされない。
いい人であることを親に義務づけられ、上辺だけの友人には明るくふるまわざるをえず、
会社では仕事のできる快活な人間であることを己に課し、恋人の前でも爽やかでいなくてはならない…
嫌われないために、いい人でいるために、己の暗黒を隠し、心の中にしまい込む。
それはとてもストレスであるし、あるときそれが爆発すること(キレるというやつ)は、
その度合いによっては周りにも深刻な影響を及ぼすし(こうした事件のように)、
本人自体を破滅させてしまう。

暗黒のためすぎには注意しましょう。
もし、自分が親になったら、子供には良い子でいることよりも先に、物語や音楽を教えたいものです。
己の世界を表現できる場所を教えたい。いざというときに、自分の感情をぶつけ、光と暗黒を知り、
そしてそれを冷静に見つめられるということは、とても大切なのだと思います。

暗黒は大切です。そして光もまた大切です。
それらは上手く使えば、素晴らしい創作にもなるし、なにかをなしえるエネルギーにもなる。
たとえば音楽を聴いていて、自分は絶望的に暗いゴシックメタルとかも好きなんですが、
「ああ、いい具合に暗黒を使っているなあ」と感心することもあります。
素晴らしい暗黒のデスメタルとかはもう、うっとりですね(笑)
逆にいい子ぶっているメタルは嫌い。もっと怒れ!もっと暗黒を表せ!などと思ってしまいます。
それこそが自己表現というやつです。綺麗すぎる、整いすぎるメタルはダメ。

自分も、物語などに己の暗黒をぶつけますが、出来上がったものを見て、
自分の内面をさらけ出していることが、ときに恥ずかしくもありますが、またそれが心地よくもあります。
自分の内側を表現するというのは、気恥ずかしかったり、ときに勇気もいるのですが、
それによって己を改めて見つめ直せたり、自分自身の暗黒を知り、
それと上手く付き合ってゆけることにもなるわけです。恐れずに自分を知ること。

話が少し脱線しましたが、
つまり、もっと世間が暗黒に対してオープンになることも必要なのだということです。
いい子ちゃんだけが褒められ、みんなが「良い人」を演じなくてはならないというのは
それこそ病んでいます。

たとえば、学校の授業などで、もっと一人一人の内面を見つめたり、
深い部分の感情を発散できる授業なども必要なのではないかと思いますね。
人間としての暗い部分はなるべく見ないようにして、なかったことにして生きてゆくというのは、
いずれは歪められたものが煮えたぎり、どろどろとしみ出していってしまうでしょう。

人を殺しまくるテレビゲームや、携帯メールなどでの陰湿ないじめ、学校裏サイトなどでの匿名の書き込み
くらいが子どもたちのストレス解消の手段なのだとしたら、そんなに恐ろしいことはない。
誰かを犠牲にして成り立つ平和…それはまるで中世の魔女狩りです。
このままでは、我々の社会には
人の心の痛みも知らない、ただ上手くメールのやりとりができる返信マシーンでしかない、
そんな上っ面だけは優等生の、心の中の怪物をどんどん生み出し続けてゆく気がします。

一人一人の持つ薄暗いものを早いうちから保護者が見つけてやり、
人に迷惑をかけずそれらを上手く発散する方法を教えたり、
己の内面を表現できる手段を若い内から身に付けておくことが、
建前や偽りの自分に流されずに生きる上で、とても大切なのではないかと思います。

どうでもいいですが、メタルやプログレ好きに悪い人があまりいないのは、
そうした己の感情なり、世界なりを音楽を通して解放できているからなのでは…とも思いますね。

思ったことをつれづれと書きなぐってしまいました…
酒飲んで酩酊しつつ書いたので、おかしな文章でしたらごめんなさいm(__)m


                  緑川 とうせい


5/31

OPETHの新作「Watershed」について


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思えば、自分がこのバンドのことを知ったのは2nd「Morningrise」の頃でした。
当時はメロデスという扱いで売られていましたが、その10分を超える長い楽曲や
、静寂パートでの叙情など、そのプログレッシブな質感はとても新鮮で、私の心をとらえました。
それから、3rd、4thとリアルタイムで聴きながら、この凄いバンドをもっと多くの人に聴いて欲しいと、
サイトなどでもプッシュしたり、身近な人にも勧めたりしていました。
なにせ、当時は知名度は皆無で、2ndなんかはよく中古で\1000以下とかで売られていましたから(笑)

しかし、今では日本でも人気が上がりはじめ、ラウドパークでも来日しましたし、
このバンドのプログレッシブなメタルサウンドが多くの人に認知されたことはとても嬉しく思っています。
なので、自分にとってはOPETHは最も思い入れの深いバンドですし、
初期のころからその音楽的変遷を聴いてきましたから、
レビューに関してもただ褒めるだけではなく、あえて辛口になったりもします。

で、今回のアルバムですが、
ひとことで言うと、「作り込まれた良作」ですね。
これは前作にも感じられたことですが、今回はさらにあざとさが感じられる。
むしろプログレ耳で聴くとより楽しめますが。
前作が濃密路線だとするなら、今作は雰囲気路線というところかな。
曲は山あり谷あり、70年代プログレ的なアプローチはますます冴えて、
メロトロンの音とか普通に出てくるし(笑)

しかしながら、自分としてはややもの足りませんねえ…
よく出来ているのは分かりますが、それが気持ちいいかというと、
これは作られた気持ちよさであって、内側から滲みでてくるような底知れぬ迫力はあまり感じられない。
なんというか、作り手が「ここをこうしてつなげて、このパートを入れて、
次に激しくして…よしできた。俺って天才!」という感じで、上手くやっているのが見えてしまいます。
もちろん、それは大変な才能だけれども、自分としてはこういう音楽には、
どうしようもなく溢れだす激情だったり、暗い怨念などを感じさせて欲しいのです。
これが普通のバンドだったら文句なく傑作でしょうけど、なにせOPETHなのでね…
ハードルは高いんですよ。

たとえばDREAM THEATERの近作とかも同様で、
小手先の理論で作られた質の高さというものは、楽しめはするけど感動はできない。
OPETHもこれからDTのように、アルバムよりもライブの演奏の方が気持ちいいというバンドになってしまわないか
心配だなあ… これはテクニックがある知的なバンドがよく陥りやすい罠なんですが…
作ろうと思えば質の高いものを作れてしまう…というね。
むしろ計算ではなく、自然に沸きだす情熱を聴かせて欲しいと、自分などは思うのですね。
アーティストとして大きくなればなるほど、それは難しくなるのでしょうけど。
いつまでも青臭い情熱家ではいられないだろうし。

しかしまあ、彼らには「Still Life」「Black Water Park」という金字塔がありますから。
この2枚があるかぎり、今後とも語り継がれてはゆくでしょうけど。

さて、その「Still Life」のリマスター盤が出ましたね。
すんばらしい!彼らの最高傑作が最高の音で甦った。
とくに静寂部分の臨場感が最高で、その薄暗いサウンドにうっとりします…ほっとした顔
メタル好きの人間は全員聴くべき1枚!


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たぶんこれからも、自分は「Still Life」を一番多く聴くだろうなあ。
そういえば、前作「Ghost Reveries」も何度も聴いてない。

久々に聴き返してみるか。


5/26


先日全盲の方からメールをいただきました。

なんでも、僕の小説を読んでくださっているそうで、
音声対応の携帯を使って見ているというのです。
なにぶん自分の作品は長いので(原稿用紙500枚以上)、
音声で読む(聞く)のは大変だろうなあと心配しつつ、
自分の小説を少しでも楽しんでくれるなら、それはとても嬉しいなあと思いました。


さて、今はペストについての資料を集めて読んでいます。
ペスト=黒死病は、ヨーロッパ中世において猛威をふるい、
当時のヨーロッパの人口の3分の1を死に至らしめたともいわれています。
当時は生活の衛生状態が劣悪だったこともあり、これほどに疫病が急速に蔓延したわけですが、
人類史上においても類を見ないほどの一大災厄であったことは確かです。

なにしろ、今、日本の人口の3分の1が死んでしまったら…ということが想像できるでしょうか?

町中に死体があふれ、静まり返った通りからは生きている人の姿はなくなり、
ビルも商店も空き家ばかりになり… 隣近所では、毎日次々と人々が死んでゆく…

もちろん、現在においてそんなことはありえないでしょうが、
たとえば最近の四川省での地震やミャンマーのサイクロンなど、
そうした大きな災害はいつ起こるともしれないわけで、
そのような想像もつかない世界が決して身近にやって来ないとはかぎらないのですね。

また、資料本を読んでいて、こんな見解もあるのだと驚きました。
つまり、ヨーロッパではペストによって多くの人間が死んでいったが、逆を返せば、
ペストに耐え生き残ったものたちが現在のヨーロッパの基盤を作ったのだ。
つまり、これは生き残るべき強い人間を選ぶために、神が人間をふるいにかけたのだと。

こういう考え方には、無信仰の自分は全面的には賛成はできませんが、
このような「圧倒的なまでの死」に直面したとき、
人々はやはり神の存在というものを考えずにはいられないのだと思います。
そう思えば、現代における鳥インフルエンザやエイズなどの病気にしても、
それらはあるいは、我々人類に課せられた試練なのだという見方もできなくはない気がします。

まあ、今考えている小説はじっさいにはそう堅い話ではなくて、
ペストというのはその背景にある要素にしかすぎないのですが…
でも、そういう世界観の確固たる基盤があってこそ、物語に説得力が出るのだと思っているので、
それなりにちゃんと勉強しようとは思っています。

資料を読んでいると、改めて「死とはなんなのか」、
「人間の生とはなんなのか」というものを深く考えたりします。
ふむ。これだから、こういう勉強は楽しいのだな。

よし、頑張りまーす!


5/21


ワーグスロックの魔剣に斬られたら、痛いの苦しいのという前に、とっととあの世へ行ける。
こいつだってそう。元はなんたら騎士団のナンバー2の使い手ということだが。
しかし、今はただの残骸。
たった数合の打ち合いで、頭蓋を割られ、脳漿をまき散らしてそこに転がっている。おだぶつ。
カチリ、音をさせて、彼は魔剣ワーグスロックを鞘に戻した。
静かに、それはまるで、遠く離れたジャポネという国のサムライのように。
しかし、彼はそんなことは知らないし、どうでもいい。
与えられた任務は、黒死に呪われたこの王国で、斬って、斬って、斬りまくること。ただそれだけだ。
「くそったれ。なにもかもくそったれだ」
そうつぶやいた彼は、青白い顔をわずかに紅潮させた。
深くかぶったマントのフードから覗くのは、まるで少年のよう。
口元にひげを生やしてはいても、琥珀色の目の輝きとなめらかな肌とで分かってしまう。
「もし、お若い旅のお方?町の宿にはウチをどうぞ。今なら食事も女もついてくるよ」
通りがかった娼婦のような中年女を無視し、彼は道の先を振り仰いだ。
たれこめた雲と灰色の空の下、街道の先にはもやにかすむ城壁がそびえている。
最初の目的地。城塞都市クレイフィル。
ため息まじりに、彼はその魂の重さほどの剣を背負い直すと、歩きだした。


…という感じの小説を書こうと思います。
なんとなく、中世ヨーロッパ風チャンバラ小説が書きたくなって。

今やっている「女海賊ジェーンレーン」の手直しが終わったら、本格的に書きはじめようかな。
本当は、書き途中の魔女ものをやるつもりだったんですが、今の気分だともっと爽快なやつがいいなと。
さて、ペストの資料も集めないと。


5/13

小説のリハビリに過去の作品を改稿しています。

以前の日記にも書きましたが、完璧に描かれたものというのはむしろダメなんです。

なにもかも書いてしまうと、それを読む側はただ機械的に文をなぞるだけになってしまう。
描写するのは8〜9割くらいで、あとは読み手に想像させる。
]それが大切なのだと最近気づいたのです。

なので、今は削っています。
書いたものを削るのはなかなか大変ですが、質を高める上では不可欠。

受け手に伝わりきらない表現なら、むしろない方がいい。
繰り返しや、分かりきった主語なども極力省くべきだ。
クドくなってはいけない。濃密すぎてはだめなのだな。空気のようであれ。


たとえば、
美麗なCGで作られた映画や、詰め込みすぎ整えすぎの音楽なども同様に、あまり面白くはない。
それはそれだけのものでしかなく、受け手である我々がそれ以上の世界を想像する余地がないので、
一度見れば、一度聴けば、もう満腹なのですね。げっぷ。

メタルにしても、凄く出来がよく感じても、1度聴きおわったらもう何度も聴きたいとは思わない…
そういうアルバムってけっこうありますよね。
昔はそういう濃すぎるほどに濃いやつも好きだったけど…
最近は胃もたれするような作品は、聴くのに疲れたりします(笑)
また、整いすぎたやつもつまらない。予定調和は嵐のあとに来いっての!

アン・シャーリー風に言えば、なにごとも「想像の余地がある」方が楽しい。
とりわけ物語においては、それは重要だなあと、最近つくづく感じます。

勇気をもって受け手の想像にゆだねること、
書き手としての解釈を押しつけすぎないこと、

もちろん、ある程度の誘導というか、こういうふうに読んでねという意識付けは必要だし、
それがないと読み手は大海原に投げ出された漂流者の状態になってしまうので…
そこはバランスが大切なんですね。

さあ、敢然と削りましょう。
想像の余地という名のスコップを片手に。


これが終わったら、途中で止まっている新作にとりかかりますペン



5/9

気づけば我がサイトのアクセスカウンターが300000を超えていました。
さんじゅうまんっ!

のべとはいえ、これだけの人たちが見に来てくれるのは嬉しいことです。
サイトを始めたとき、人生の時間の3分の1はメタルとプログレに捧げようと決めました。
それは今でも変わらないし、きっとこれからも変わらないでしょう。
音楽(メタルとプログレ)への情熱は不滅なり!

なにぶんマニアックかつディープな内容のサイトではありますが、
これからも10年、20年と続けられたらと思っています。
暖かなご声援どうぞよろしくお願いしまっス!

*最近買った&注文したCD

BRIGHTEYE BRISON /BELIEVERS & DECEIVERS
MAGIC PIE /Circus of Life
THIEVES KITCHEN /The Water Lord
IZZ /Live at Nearfest
BEARDFISH /Sleeping in Traffic, Pt. 2
IHSAHN /Angl
KAREliA /Reatless
DARK SANCTUARY /Exaudi Vocem Mean, Pt. 1

相変わらず買いまくっております!
イーサーンのソロ2作目はすごく楽しみです。
Amazon.co.jp で詳細を見る


今月もメタルとプログレ聴きまくりで、5月病を吹き飛ばしましょう!


5/5


GW真っ盛り。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
自分は今日も音楽聴きまくりであります(笑)

*最近注文したCD
MAGO DE OZ/La Ciudad de los Arboles
EDENBRIDGE/Myearthdream
APOCALYPTICA/Apocalyptica
SIEGES EVEN/Paramount
MAGENTA/Metamorphosis
PANIC ROOM/Visionary Position
CAAMORA/She
MATS/MORGAN BAND/Heat Beats Live

MAGO DE OZは今日届きました。
前作に引き続き、素晴らしいスパニッシュ・フォークメタルサウンド!
シンフォニックなアレンジに、スペイン語の哀愁と叙情、
そしてフォーキーなヴァイオリン、フルート、アコーディオン
などの愉快な音色が一体となった濃密作です。
Amazon.co.jp で詳細を見る

やっぱり音楽は自分にとって最高の娯楽です。
音世界への想像の旅に浸れる、かけがえのない時間…
いやー、メタルとプログレってほんとにいいもんですね♪


4/21


ここしばらく、精神的にもひどく疲れていたようで、
風邪ひいて、二週間近くも痰が治まらなかったり、
抵抗力が弱ったところに顔にヘルペスが出来たりと、
心身ともにヘタれ気味でしたが、ようやく落ち着いてまいりました。

しばらくは小説とかは書けそうにないですが、
いろいろ…いろいろと考えて、結局は自分の原点に戻った気分というか、
自分にとっての大切なもの、必要なものを再認識、再確認したりして、
少しずつですが日々、己の中にある強さを取り戻しつつあります。

何かに依存していたり、頼っていたりする状態は健全ではない。
孤独に耐えられる強さ、そして精神の自立こそが、
日々の自分を磨き、志す創作に対しても強く、そして
前向きな姿勢で取り組めるのだと、改めて思いました。

さて、そんな感じですが、ゴールデン・ウイークにオフ会を開催します。
これはmixiの方でも募集していますが、メタルとプログレが好きな方はみな仲間ということで、
愉快に音楽ネタで語りつつ飲もうではないか、という会であります。
日時は以下の通り。

*メタルとプログレ飲み会*
■日時 2008 5/6(火・祝)
■集合場所 都内 JR(山手線) 目白駅改札前
■内容 WORLD DISQUEにてプログレCD漁りのあと飲み会

CD漁りから参加の方は午後5時集合

都内近郊にお住まいの方、お気軽にご参加くださいー。
参加ご希望の方は5/3までにメールにてお知らせください。

緑川 とうせい


4/13


行ってまいりました!
奇跡の来日。OPUS AVANTRA日本公演です。



70年代に彼らの残した2枚のアルバムは、まさにイタリアンロック史に残る輝ける芸術作品。
確か20歳くらいの頃、初めて彼らの音楽に接したとき、
これまでに聴いたこともないような感覚が体を駆け巡り、身震いしたことを今でも覚えています。
音楽の芸術…光と闇、知性と狂気、それらを内包したOPUS AVANTRAの楽曲は、
他のどのバンドとも異なる孤高の輝きを放っていたのです。

そして、2008年…
アルバムから35年余りの時をへて、彼らの一度だけの来日公演がついに実現したわけです。
このバンドを見るためにイタリアへのライブツアーを考えたこともあったので、
こんな日が来るとはまるで夢のようです。
電車の中でアルバムを聴きつつ、わくわくしながら川崎に到着。
クラブチッタに来たのは去年のスラドミ以来…プログレとなるとPFMの公演以来かな。



場内に入ると、やはりお客の年齢層は高く、僕のような若者は(といっても30代…笑)少数派でした。
発売日にチケットをゲットしたおかげで、前から5列目のド真ん中という最高の位置♪

さて、場内アナウンスが始まり「OPUS AVANTRAの音楽の旅をお楽しみください」ですと。
なかなかニクい台詞ですな。
ステージ左手にはどーんとグランドピアノが置かれ、リーダーのアルフレッド・ティソッコが登場、
右手には女性ストリングスカルテットが並びます。みなさん美女で白いドレス姿が麗しい。
奥にはティンパニ付きのドラムセット、前方にはフルート奏者が立ち、イントロのSEが始まる。
おお、「Introspezione」の1曲目だ!

ステージ左手から歌いながらドネラ・デル・モナコが登場。
歌姫というにはいささか横に大きくおなりですが(失礼)、その歌声たるや…
おそらく60歳はいっていると思うのだが、オペラ歌手というものは、
その表現力と声量において年齢を感じさせないものであるらしい。
アルバムで聴くのと同じ、艶やかで力強い歌声が場内に響きわたり、
それだけでもう彼女の世界観を作り出している。

ティソッコはピアノと奥にあるシンセを行き来しながら、クラシックに裏打ちされながらも
現代音楽的なアヴァンギャルドさを取り入れたスタイルで、かつての名作の雰囲気を巧みに再現してゆく。
ドネラの歌声の魅力が最大限に発揮される美しいバラード“Il Pavone”をはじめ、
「Introspezione」の曲はほぼ全部やってくれました。

ティソッコのピアノソロを挟んで第二部へ突入。
美しきストリングス隊は赤いドレスにお着替え。
この時点で、視覚的にはビオラのおねえさんに釘付けになってました。
スミマセン…超好みだったんです(笑)



アルバム「LORD CROMWELL」の1曲目“Flowers on Pride”のイントロが始まった瞬間、
もう大興奮。
僕の一番好きな曲なんですよ。
ピアノとフルートの絡む、こんな誇り高く美しい曲は他に知らない。
荘厳なティンパニとストリングスが曲を盛り上げ、もううっとり…

しかし、ドネラさんのはっちゃけっぷりはすごかった。
歌い上げるところは艶やかに、はじけるところは絶叫するような迫力で。恐るべきパワーを感じました。
ストリングス隊の美女たちは、最後は白いドレスに仮面を付けた姿で登場。
かぶりものをした怪しげな語り部や、まるでドネラと戦うように、歩きながら弾きまくるストリングスのおねえさんたち。
演出的にもまるでオペラのようにシアトリカルなステージでした。

構築と破壊、戦いと調和…そんなものを感じました。
こういう音楽もあるのだ。
ただ綺麗に形作られただけではない、パッションの熱き爆発、そして狂気をも含んだ濃密な情感。
イタリアという国そのものの空気、その表現を、見せつけられた思いでした。

拍手喝采の客席。おそらくアンコールは用意してなかったのでしょう。
カーテコールで現れたメンバーたちは客席に向かって何度もおじぎをすると、
最後にもう一度“Il Pavone”を、さらなる情感を込めてドネラが歌い上げました。



すごい…すごいコンサートでした。
ギターもベースもいない。ピアノとフルート、ストリングスによる不思議な音楽。
ただのロックでもなく、クラシックとも違う。

激しく情熱的で、静かで薄暗く、
恐ろしく、謎めいて、誇り高く、
そして穏やかな…

これがオパス・アヴァントラの生み出した奇跡だったのです。
至福の二時間をありがとう


4/8

チベット問題をちょびっと考察


オリンピック聖火リレーへの抗議活動が日増しに激しくなってきていますね。
これは、知ってのとおり、中国によるチベット弾圧を批判する人々のメッセージであるわけですが、
当の中国ではチベット関連の問題は国民にほとんど報じられていないので、
どうして自国がそんなに批判を受けるのか中国国内の一般の人々には理解不能なわけです。

さて、ネットで調べたチベット問題にまつわる簡単な経緯を書きますと、
1950年に中国政府はチベットに対して『中国人民解放軍』を送り込み、チベット全土を武力によって侵略、
これまでに120万人以上のチベット人が拷問や戦闘で死亡したと言われています。
翌年には『十七か条の協定』が中国とチベットで結ばれましたが、これは中国政府が、
一国家としての国際的地位の確立を主張していたチベットを真っ向から否定し、
「チベットは中国の一部である」という位置づけにする一方的な内容でした。

それに怒ったチベット人たちは、1959年3月10日にに政治的中枢都市ラサにおいて、
大規模な抗議運動を起こし、以後、毎年3月10日には中国への抗議デモをする日となったのです。
今年はオリンピックイヤーということで、とくにこのデモの様子が大きく取り上げられましたが、
じつはこうした抗議活動と、それを鎮圧する武装警察との衝突は毎年起こっていたのですね。
チベット関連の情報の多くは、どうしても中国を通した情報に頼らざるをえないため、
これまではほとんどが報じられてこなかったわけです。

ちなみに中国のインターネットでは「ダライ・ラマ」で検索しても、なにも見つからないとか。
YOUTUBEにも規制がかかっているというし。それって、どうなんだろう…。

一方で、チベットの尼僧たちは、デモに参加すれば懲役を受け、
拷問や厳しい強制労働にさらされることになるのを知りながら、
それでも自らのアイデンティティのために危険なデモに身を投じ続けている。
なんとも、心の痛む話です。

しかし、だからといって
一方的に中国を非難するだけでは、国家としてより頑な態度をとってしまうでしょうから、
こうした聖火リレーへの妨害はあまり褒められたものではないことは確かです。
暴力的な妨害工作はそれこそ犯罪ですし。

…難しい問題です。
我々にはただ考えることしかできない。

平和の祭典であるはずのオリンピックが、
こうした政治的、国家的な問題を生み出してしまうというのは、とても悲しいことですね。


*参考
Wikipedia-チベット
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88
超入門チベット問題
http://www.tibet.to/mondai/index.htm


4/3


今日考えたこと。

なるほどー、
考えようによっては「かわいい」も「素晴らしい」もひとつの思考停止なのだな。

人が物事を考え、それを自分の中で咀嚼し、表現するまでには、多くの「揺らぎ」が必要で、
単に絶対的な価値(「かわいい」、「素晴らしい」もそう)に頼ってしまうと、
その時点で自分自身で思考することをやめていることになる。言葉自体に縛られてしまうわけだ。
お決まりの価値観にとらわれずに、自身の心の生み出す言葉で、自分の考え出す価値を語ること、
それこそが表現的な成長でもあるし、人間としての向上でもあるのだと思った。

たとえばJ-POPなどでのお約束の「泣ける歌詞」なども、
大半はそうした思考停止の価値観で、聴き手を誘導しているのだと気づけば、
どれが本物の歌で、どれがそうでない押しつけの商業曲なのかが判断できるだろう。
「泣け」「感動しろ」というメッセージは、そうした音楽や映画などにはいくらでもある。
それに素直にハマってしまうのもいいけれど、ときには自分の「思考停止」を疑って見るのも必要かと。

ニュースの事件などで、お気に入りのキャスターの解説に「そうそう」と安易にうなずいてしまう瞬間も同じ。
与えられた情報のみに踊らさせて、画面の中でのもっともらしいコメントにただ迎合してしまうのはとても危険だ。
尊敬する先生が言っていたから、大好きなアイドルが言っていたからと、
誰かの価値観の上にあぐらをかいたとき、その人の思考は停止している。
それを自分自身の価値観だと錯覚して気づかないのだとすれば、都合のいいロボットと同じことだ。

考えれば考えるほど、多くのメディアの圧力に知らぬうちにさらさせている我々は、
日々の気づかない思考停止によって、本来生まれるはずの自分(考え、言葉)を殺し続けている。

いかなるときも、自分自身で考え、揺れ続けながらも、本当の言葉を探す強さを持っていたいものだ。
植えつけられた価値観ではなく、思考停止の決めゼリフでもなく。

揺れ続けていいのだ。それが人間。
迷い、苦しみながら考え続けることが本当の強さなのだと、そう思ったしだい。


*参考
自分の「思考停止ポイント」を発見する
http://www.1101.com/essay/2001-04-04.html


3/30


上野公園の桜を見てきました桜



いやー、すごい人だった…

天気が少し曇り気味だったせいか、中にはまだ八分咲きくらいの桜もあったけど、
満開の木も多くて綺麗でした!



桜の花を見上げて歩きながら、人生いろいろと考えたりして。

しかし、酒の匂いと人いきれに酔いました…(^_^;


3/23


人は苦しいから問題を解決しようとする。
しかし、本当は問題を解決しようとしているから苦しいのであって、
実は、解決しないと困るという思い込みであるにすぎない。
つまり、「困る将来」を自分が勝手に創造しているのだ。

未来を憂いて、逆算して今どうすればいいか悩んでいる。
それは馬鹿らしい。

恐れの心から出た行動は、何にせようまくいかない。
常に「良い・悪い」という価値観を持たないで行動すること。

自分の行動の結果について期待しすぎない。
「そうならないと困る」という場合には、結果に対する期待があるわけで、
そこで思っていたようにならないと、また穏やかでいられなくなる。

まず、「私たちは、結果を生み出す力はない」と考えて見ること。
思い通りにならなくても、「これこそがベストなことなんだ」
そう思えることこそ大切な心の余裕となる。



3/22


天気がいいのでぷらっと公園行ってきました。





桜はまだ可愛い蕾でした。


これはしだれ桜のつぼみ。

種類によって色もずいぶん違うんですね。


見頃は来週あたりかな桜


3/10
3/15(音源公開)


3/8 METAL TEMPTATION 無事成功いたしました!
いやー、楽しかった!

対バンのみなさんが凄いバンドばかりでモー!!
本番を待つ楽屋で聴きながら、「スゲエ」を連発してました。

我々の演奏は、いろいろと細かなミスなどもありましたが、やはり楽しくやることが一番♪
それでいて反省もしつつ、また次回に向けて向上したいと思いました。



SET LIST

1 Deceiver of Fools / Within Temptation
2 Dark Chest of Wonders / Nightwish
3 Amaranth / Nightwish
4 Forsaken / Within Temptation
5 Carry On / Angra
6 The Howling / Within Temptation
7 Stargazers / Nightwish
8 Ice Queen / Within Temptation


来ていただいた、たくさんのお客様、
対バンしていただいたSilent Symphonyさん、Bridal Fairさん、Cryonicsさん、
本当にありがとうございました!


3/6


自分はだいたい毎日のように、
「自分はこれでいいのか」、「自分はなんなのだろう」と、
問いながら生きている。

つまり、セルフ・アイデンティティの確認だ。
自分が今やっている作業に満足しているか。
あるいは満足できなくても「納得」しているか。

それは自分にはとても大切であって、自分を見失わないための指針でもある。
そんな暇もなく、締め切りに追われてただ原稿を書きまくっていたこともあったが、
それでもやはり「納得」しているかどうかで、その仕事の出来は変わったし、
終わってからの達成感もあった。

つまり、自分はいつも自分でいたし、いっときは見失いかけたこともあったにせよ、
なにも考えずにただ働かなくてはならない立場の人々に比べて、
そこだけは幸せだったのだと思う。
つまり、自分にとっての幸せとは、金でも地位でもなく、
自分自身でいるという、ただそれだけのことなのだ。

それを守るために、自分は仕事を選んだし、
ときどきは貧乏であったにせよ、心だけは豊かでいられたのだ。

それはこれからも変わらないだろう。
あるいは、なにかが上手くいって、名誉やら地位やらが手に入ったとしても。
それは二次的なことにすぎない。
それはオマケで、結局は自分はやはり自分であり続けるだろう。

目的となるおぼろげな場所のために、確かな目標を育てよう。
それが日々を潤す。それが己を深化させる。

心を研磨しながら、強さと優しさを身に付けてゆこう。
それが俺の生き方である。



2/26
魔法の言葉


ひとは幸運の時は偉大に見えるかもしれないが、
真に向上するのは不運の時である。
〜シラー(詩人・劇作家)〜

自分を知ること。そして、自分に忠実であること。
人間にはあらゆる生き物と通じ合える命の火花がある。
これを忘れないようにして毎日の仕事をしていかなくては。
〜デイヴ・ブル−ベック(ジャズミュ−ジシャン)〜

完全な幸福は何も教えてくれない 
〜 コレット(小説家)〜

人生には素晴らしい喜びがたくさんある。
人生は冒険に満ちている。
先はわからないし安全でもない。
でも、頭をはたらかせれば、
きっといい冒険ができる。 
〜マーチン・ゴッドフリード(作家)〜

人は結局自分のやりたいことをします。
人を、自分の思い通りになど動かせません。
わたしたちにできることがあるとすれば、
ただ自分をみつめることだけなのです。
〜 アン・ウイルソン・シェイフ(学者)〜

おまえの口から出る言葉がおまえを生かすのだ。
おまえの口から出る言葉がおまえを殺すのだ。
〜 ボブ・マーリイ(歌手)〜

終わりというものはない。始まりというものもない。
人生には無限の情熱があるだけだ。
始まりと思うのも自分、もう終わりだと思うのも自分。
〜 フェデリコ・フェリーニ(映画監督)〜

人生でいちばん喜ばしいのは、
君にはできない、と思われていることをやってのけること。
〜 ウォルター・バジョット(経済学者) 〜

流れるように日々が過ぎていくとき、生きるのはたやすい。
大切なのは八方ふさがりのときでも、
微笑むことができる人になること。
〜 エラ・ウイーラー・ウィルコックス(詩人)〜

人は、自分が自由だと気づき、その自由を使いたいと思うやいなや、
その人本来の活動が始まるものだ。
〜サルトル(哲学者)〜

あるがままの自分になろうとするのが、
幸福におけるもっとも重要なポイントである。
〜 デシデリウス(オランダの哲学者)〜

人のからだは庭だ。
そして庭師は人の意志である。
〜ウイリアム・シェイクスピア(劇作家)〜

どんな不幸のなかにも幸福がひそんでいる。
どこに良いことがあり、どこに悪いことがあるのか、
我々が知らないだけである。 
〜 ビルジル・ゲオルギウ(ルーマニアの詩人) 〜 

覚えておいてほしいこと。
彼または彼女が、『運命の人』だったとしても
永久にそう思い続けなくていい。
この恋に破れても、それは別の恋が待っているからかもしれない。
いつまでも悩むことはない。
だって、少なくともいっときは、心から愛し合ったのだから。
〜 ペッパー・シュワルツ(ワシントン大学教授)〜

人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。
しかも一瞬も早すぎず、一瞬も遅すぎない時に。
〜森 信三(哲学者)〜

君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ 。
 〜 ニーチェ(哲学者)〜

他人を愛することは、最も難しい最後の試練であり、
他のすべてのことは、そのための準備にすぎない。
〜リルケ(詩人)〜

あなたが自分を「美しい」と思った分だけ、
人はその美しさを認めてくれるものだ。 
〜ジョセフ・マーフィー博士〜

どちらかが去るべきときが来たら、そのことに気づき、
思いやりと許しと感謝の気持ちで相手を送り出しなさい。
これこそが、愛に関する最も重要な教えです。
〜 バーバラ・アンジェリス(心理学者)〜

道中なんのトゲもいばらもなく、
聖なる住居にたどり着いた旅人はいない。
〜ウィリアム・クーパー(イギリスの詩人)〜



2/25


完全な美しさの中にも
ひとかけらの醜さがなければ人の心は打たない

なぜなら、たいていの人は醜さを抱え持っているからだ。

完璧な作品ではいけない
完璧になる直前でやめるのが最高の作品である。

次に最高なのは
一度完璧にしてから、それを少しだけ崩した作品である。


完全な光は無意味だが
完全な闇には意味がある

意味のある闇を使うことで
光はより輝く。





1/16


昨日はDREAM THEATERのライブに武道館へ行ってきました。

さすがに単日公演だけあって人がいっぱい。
地方から来られた方や、外国人などもたくさんいたみたいです。



DREAM THEATERのライブは3度目ですが、今回の新作はそれほど良いと思えなかったので、
会場入りしても以前ほど興奮はなかったです。

実際にライブでも新作からの曲はやっぱり大して面白くなかったですが、そんな中でも
ゆっくり目の曲でのペトルーシの情感的なギターと、ラブリエのヴォーカルは良かったですね。
それに“Surrounded”の2008年バージョン。この曲を歌えるということはラブリエの調子が良い証だし。

そして、ハイライトはなんといっても“Take the Time”!
はからずも、開演前にイントロのリズムを口ずさみながら武道館への通りを渡ったのですが、
まさか本当にやってくれるとは。 間奏部は変拍子に合わせて頭を揺らし、
サビでは「テイクザタ〜イ!」と往年のファンたちとともに叫びました♪
個人的にはDTの曲の中で最高に好きな曲だし(2番目は“Metropolis Pt.1”)
全てのメタル曲の中でもベスト10に入れたいくらいに好きなんです。
この1曲が聴けただけで来た甲斐がありました。

やはり、最近のアルバムよりはライブで聴くほうがずっといいバンドですね。
DVDが出たらまた見たい。
2枚組ベストアルバムが3月に出るようですが、リミックスやバージョン違いがたくさん入っていて、
熱心なファンならこれも買うことになるのでしょうな。


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新年あけましておめでとうございますm(__)m

さっそく凧上げをしました。


とても気合入れて上げています。メロイックサインも忘れずに(笑)

いやー、いいもんですね。風に舞い上がる凧を見上げるのも。
爽快、爽快。

という感じでひとつ…
みなさまには、今年もどうぞこのサイトと緑川とうせい、
そしてメタルとプログレをよろしくお願いしますm(__)m


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