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12/31


人生は1つの大発見と、5つの小発見、そして4つの無駄によってできている。

CDに例えれば…1枚の大当たりと5枚の当たりと4枚のハズレってことかな。
このハズレや無駄を大事な経験とすることも、次の小発見の質を高めることになるのですよ。

というワケで、
毎年恒例のつれづれ日記です。


まずはざっと、今年を振り返りたいのですが、

我々にはちょっと前の出来事を振り返る時間すらない。
ときはあっと言う間に流れてゆき、それはただの過去となり、すぐに色彩を失う。

誰もがぎりぎりのところでやっている。
仕事に追われ、家事に、育児に追われ、携帯メールの返信に追われ、日記のレスに追われ、と
ネット社会に慣れつつある現代の我々は、
それでもなんとか肉体と精神のバランスと、リアルとオンラインのバランスをとりながら、
ときに誰かの言葉に喜んだり、あるいはへこたれながら、メールでのひと言に悩んだり、救われたりしながら、
ときに己に鞭打ちながら、ぐるぐると頭の中にうごめく得体のしれないものを、誰もが内側にもちながら…
ときにそれに気付かないふりをしながら、なんとかやっているのです。

ひとつには、昨日の昼食を思い出せる生活が欲しいんです。
我々は、今ではとてもたくさんの情報を得すぎるために、少し前の出来事を振り返る余裕もない。
次々に新しい…そう、無用なまでの情報に飲み込まれて、昨日のランチに何を食べたのかさえもう思い出せないのだ。

思い出したいんです。
昨日の食事もそう、昨日感じたちょっとしたこともそう、
空の色でも雲の形でも、昨日の小さな記憶の断片を。

はっきり言いますと、
興味のないものには敢然と目を閉じる勇気も必要です。
興味のないTVはすかさず消し、ネットに流れる興味のない情報は読む必要はない。
人の日記を読むのは目についたときだけでいい。面倒ならコメントも必要なし。そのときの気分次第でよし。
つまらぬ縛りは窮屈になる。
メールの返信は別に明日でもいい。
どうでもいいなら忘れてください。
本当に大切なものはその場ですぐにやり、あとはほっぽらかしてよし。

みなさんもぜひ我が道を進んでください。
つまらぬ思い込みや、たかがネット上での人間関係になど悩むことはない。
すぱっと忘れ、放り出し、よい加減に力を抜いてやりましょう。

誰かのコメントやイイネなどに一喜一憂はせず、自分の書きたいことを書き、どうでもいいことは適当に流し
あるいは堂々と無視し、つまらぬことに心痛めることなく、しごく適当やればよい。

いい加減、適当…本来よい意味であるはずの言葉が、そうでなくなっている。
この時代こそおかしいのである。僕はいつもいい加減に頑張っているんです。


ああ、やっと思い出してきた…
2010年はこんな感じでした。

1月…セッションや音楽関係の仲間と明治神宮へ初詣へ。

2月…バンクーバーオリンピックで、キム・ヨナの怪物ぶりに驚嘆し、真央ちゃんの悔し涙に心打たれました。
しかし雄々しくもトリプルアクセルを2回飛んだ真央ちゃんこそ、僕の中では金メダル級でしたよ。
その後の低迷を乗り越え、12月の日本選手権で見事復活を果たしましたね♪ちなみに僕と誕生日同じです(だからどうした)。

3月…とうせい主催の初めてのメタルセッション、20人を超える人々が集まっての大イベントになりました。
今年は調子に乗って、結局、メロパワ/ゴシックメタルセッション、70'sロックセッション、アニメタルセッション、
シンフォニックメタルセッション、70'sロックセッション2と、計5回も主催してしまいました。
下旬には友人(男)と温泉にも行きました。

4月、5月…花見へ行ったり、マンドリンを見たり、鎌倉へお出かけしたりと、いろいろと春を満喫。

6月…サッカーワールドカップ!前評判を覆す日本のベスト16入りに盛り上がりましたね。
本田や、香川など、その後の日本選手たちの海外での活躍は言うにおよばず。

7月、8月…夏の酷暑にうんざり。何十日も続く「真夏日」「猛暑日」の文字に、へろへろぐったりでした
チリの落盤事故が発生。この2カ月後に全員が救助されるまで、世界中が彼らの心配をしたことでしょう。

9月…イベントで人生初のメタルDJをやらせていただいたきました。ノリノリで楽しかった!
尖閣諸島での中国船の衝突事件が発生。中国との関係に緊張が走りました。

10月…シンフォニックメタルセッションで、普通じゃできないような曲をマニアックな方々たちと一緒に演奏。
DragonlandにThy Majestieを演奏したことは忘れません。
下旬には再び友人と温泉(美肌の湯)にも行きました。

11月…尖閣事件の映像がネットで流出し、Sengoku38に対する賛否両論の渦が巻き起こりました。
また海老蔵さんの事件が連日テレビをにぎわせましたね。12月に入って容疑者が出頭してそれもようやく一段落。

まあ、相当叩かれてましたけど、個人的にはこれくらいやんちゃな人がいないと世の中つまらないかなと。
彼らはその分、己の舞台において人を楽しませる義務があるわけですよ。
亀田兄弟とか、朝青竜とか、少しはみ出し気味の有名人というのは、ファンも多い一方でアンチも多い。
それは彼らがそれだけパワフルであり、ときに人を魅了しているということでもある。
どうでもいい人間のことなどは憎みもしない。ただ無視するだけ。

たとえば、中世の道化師は、絶対的な王に対しても無礼を言うことを許されていた。
彼らは人を楽しませることと引き換えに、はみ出す自由を手に入れていたのだ。
そういう点では、道化師のように生きたい自分も、たとえ人から嫌われようが、白い目で見られようがかまわない。
その分どれだけ自分と人を楽しませられるかというのが一番なのだな。

日本的に言えば傾(かぶ)き者、ということかしら。
みなさんもどうか、叩かれることなど恐れず、存分に傾いて欲しいですね。
なるほど、海老蔵さんは実際に歌舞伎役者ですしね。
歌舞伎で役者が見栄を切るときに、顔を傾けるのは、この「傾く(かぶく)」から来ているのかも。

閑話休題…

無意味に人に好かれるというのはなんだか気持ちが悪い。
むしろ適度に憎まれるほうが楽しいかもしれない。
だって、その人を振り向かせたいという気持ちになれるから。
だから、人に嫌われることなどは怖くない。

少年、少女たちにとっては、人に嫌われることはよほど恐ろしいことに思えるのでしょう。
なので、無意味に他人に同調したり、子供のくせに妙に作り笑顔が上手くなる。
どこか個性的であったり、根が優しかったりすると、心ない連中からいじめられたりもして、
それがひどくなると(最近は携帯を使った陰湿なイジメがあるしな)、ついには自殺とかも考えてしまうのだろうが、
なんとかそれを楽しむ…とまではいかなくても、恐れることなくたくわえる力に変えてもらいたいのです。
人から嫌われること…「傾き者」になることはなにも怖くなどない。それは個性がある証。
叩きたけば叩け。素直でいい。あたしゃあ、かぶきものだぜい!…という感じでひとつ。

軽く好かれるよりは、軽く嫌われる方が、絶対に進歩的だと思うなあ。
今に見ていろと、自分の中に煮えたぎるパワーをためて、ためて…
そして…いつかは。とね。

11月つづき…祖母が脳梗塞で倒れました。
脳幹部の出血だったので、もって数日と言われたのが、今も生きております。なんとか年を越せそうです。


ところで、ここで僕の言うところの道化師…傾き者というのは、ぐうたらな変わり者という意味だけではなく、
己の道を突き詰めながら、自分と他人を楽しませることを第一にする者ということです。
人には迷惑をかけたり、暴力や犯罪まがいは決していけませんが、多少のやんちゃくらいは見逃しといてください。
僕の場合は毒舌か…笑

世界において、そういう傾き者はある一定数はいた方がいいのです。
しかし、まだまだこの日本では数が足りないんですよ。

そう。人は言いたいこと、伝えたいことをどんどん言って死ぬべきです。
人生はそう長くはない。もしかしたら明日、脳梗塞で倒れるかもしれないのだから。

みなさんも一緒にもっとかぶいていきましょう♪
寺山修司風に言うなら「阿呆船に乗って出航だ」という感じかしら。

12月…左の腹が割れて、2センチくらいの固い膿のような塊が出てきて、すぽんと取れた、
という夢を見て妙にスッキリした。
そして、メタルとプログレCDレビュー888枚達成!もうなにも怖いものはないな。


さて、今日は大晦日。
空は晴れ渡り、電車から見る夕焼けが綺麗でした。富士山も見えました。

今夜は格闘技とさだまさしが楽しみ。格闘技界の道化師…桜庭さんには頑張って欲しいですね!

来年もひとつ、メタプロと物語を背負って頑張ってゆきます。
どうかよろしくお願いします♪


              緑川 とうせい





12/30
2010年プログレのベスト30発表です!
今年聴いた310枚のプログレアルバムから選ばれたのは…


◆2010プログレベスト30◆
(一部2009年作品も含みます)

■第1位■

MOON SAFARI「Lover's End」
繊細な叙情美がと優しい叙情に感動。北欧繊細系シンフォニックの大傑作。

■第2位■

TRANSATLANTIC「Whirld Tour 2010」
復活したスーパーバンド、絶品のライブアルバム!
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■第3位■

MATS MORGAN BAND「The Music or the Money?」
右脳で楽しむ、ワンダーなアヴァン・プログレ作品!
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■第4位■

Mostly Autumn「Go Well Diamond Heart」
やわらかな叙情と女性ヴォーカルの美しさ!
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■第5位■

KARNATAKA「Gathering Light」
シンフォニックな美麗さとケルティックなメロディ!
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■第6位■

Big Big Train「Underfall Yard」
まさに現代版GENESIS!
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■第7位■

LALLE LARSSON'S WEAVEWORLD「Infinity Of Worlds」
ジャズ/フュージョン風味の軽やかさと絶品のシンセワーク!
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■第8位■

Univers Zero「Clivages」
緊張感ただようクラシカルチェンバー!
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■第9位■

MOTORPSYCHO「Heavy Metal Fruit」
ある種壮大なるサイケプログレ!
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■第10位■

FROMUZ「Seventh Story」
ウズベキスタンのシンフォニック傑作!
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■第11位■
AGENTS OF MERCY「Dramarama」
■第12位■
EGGS&DOGS「you are」
■第13位■
Raimundo Rodulfo「Mare et Terra」
■第14位■
Osanna & David Jackson「Prog Family」
■第15位■
Mars Hollow

■第16位■
Haken「Aquarius」
■第17位■
SPOCK'S BEARD「X」
■第18位■
Edensong「Echoes of Edensong: from the Studio & Stage」
■第19位■
The Rebel Wheel「We Are in the Time of Evil Clocks」
■第20位■
Crippled Black Phoenix「I,Vigilante」

■21位■ANATHEMA「We're Here Beacuse We're Here」
■22位■Efterklang「Magic Chairs」
■23位■North Atlantic Oscillation「Grappling Hooks」
■24位■UNITOPIA「Artificial」
■25位■LUCIFER WAS「The Crown of Creation」
■26位■Echoes「Nature Existence」
■27位■PBII「Plastic Soup」
■28位■KAIPA「In the Wake of Evolution」
■29位■CONQUEROR「Madame Zelle」
■30位■The ENID「JOURNEY's END」


◆プログレ再発部門ベスト10◆

■第1位■
MIKE OLDFIELD「Ommadawn」
■第2位■
MIKE OLDFIELD「Hergest Ridge」
■第3位■
Anyone's Daughter 「Adonis」
■第4位■
Mandalaband「Resurrection」
■第5位■
PFM「Photos of Ghosts」
■第6位■
PFM「The World Became The World」
■第7位■
PFM「CHOCOLATE KINGS」
■第8位■
THE ENID「Aerie Faerie Nonsense」
■第9位■
THE ENID「In the Region of the Summer Stars」
■第10位■
Univers Zero「Heresie」


プログレも今年は300枚聴きました。
いやー、メタルに比べれば少ないとはいえ、我ながら聴きまくりましたね。
ご覧のように、今年はなかなか良作、傑作が多かったと思います。
さらには、MIKE OLDFIELDやPFMなどをはじめ、過去の名作のリミックス、リマスター、
ボーナス入りの再発なども多くて、サイフ的にも大変でした。笑
まだまだ聴き逃しているもの、買っていないものも多く、
世界にはたくさんの素敵なバンドがいるのだと、あらためて感じました。
来年もまたこの調子で、新たな発見や過去からの贈り物が届くことを。

*各アルバムの詳しいレビューはこちらのページをご覧ください


12/26


2010年メタル総合ベスト&部門別ベスト発表です!
今年聴いた575枚のメタルアルバムから選ばれたのは…


◆2010総合ベスト10◆

■第1位■

God Dethroned「Under the Sign of the Iron Cross」
ドラマティックなデスメタルとして圧倒的な完成度!
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■第2位■

Barren Earth「Curse of the Red River」
OPETHを思わせるプログレッシブデスの傑作!
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■第3位■

BLIND GUARDIAN「At the Edge of Time」
ツインギターとオーケストレーションで壮麗に聴かせる傑作!
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■第4位■

Ihsahn「After」
プログレッシブ・ブラックの金字塔!
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■第5位■

GAMMA RAY「To The Metal」
これぞ王者のジャーマンメタル!
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■第6位■

MAGO DE OZ「Gaia III - Atlantia」
フォーキー・シンフォメタルの大作!
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■第7位■

Mekong Delta「Wanderer on the Edge of Time」
クラシカルな美しさとミステリアスな世界観!
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■第8位■

COHEED AND CAMBRIA「Year of the Black Rainbow」
これぞ新世代のスタイリッシュプログレメタル!
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■第9位■

LIGHT BRINGER「Midnight Circus」
情感たっぷりの歌声で聴かせる爽やかサウンド!
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■第10位■

DIMMU BORGIR「Abra Hadabra 」
オーケストレイテッドなシンフォブラック!
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◆メロパワ/メロスピ/シンフォメタル部門◆

1.BLIND GUARDIAN「At the Edge of Time」
2.GAMMA RAY「To The Metal」
3.LABYRINTH「Return to Heaven Denied PT.U」
4.Derdian「New Era 3: Apocalypse」
5.LORD「Set In Stone」
6.Black Majesty「In Your Honour」
7.GRAVE DIGGER「The Clans Will Rise Again」
8.KAMELOT「Poetry for the Poisoned」
9.DARK MOOR「Ancestral Romance」
10.ROSS the BOSS「Hailstorm」
次点.VAN CANTO「Tribe of Force」

◆ハードロック部門◆
1.the Poodles「Clash of the Elements」
2.SCORPIONS「Sting in the Tail」
3.GRAND ILLUSION「Brand New World」

◆スラッシュメタル部門◆
1.ANNIHILATOR「ANNIHILATOR」
2.Nevermore「The Obsidian Conspiracy」
3.The Crown「Doomsday King」

◆プログレメタル/テクニカルメタル部門◆

1.Mekong Delta「Wanderer on the Edge of Time」
2.COHEED AND CAMBRIA「Year of the Black Rainbow」
3.Seventh WonderThe Great Escape
4.IllusionSuite「Final Hour」
5.PAIN OF SALVATION「Road Salt One」
次点.VANDEN PLAS「The Seraphic Clockwork」

◆女性ヴォーカル系/ゴシックメタル部門◆

1.LYRIEL「Paranoid Circus」
2.EDENBRIDGE「Solitaire」
3.Diabulus In Musica「Secrets」
4.UNSUN「Clinic for Dolls」
5.Kivimetsan Druidi「Betrayal Justice Revenge」
次点.Tristania「Rubicon」

◆フォークメタル/ヴァイキング部門◆

1.MAGO DE OZ「Gaia III - Atlantia」
2.FEJD「Eifur」
3.FINNTROLL「Nifelvind」
4.Equilibrium「Rekreatur」
5.King of Asgard 「Fi'Mbulvntr」
6.Manegarm「Nattvasen」
7.AMORPHIS「Magic And Mayhem」
8.Metsatoll「Aio」
9.ElvenkingRed Silent Tides」
10.Ars Amandi「El Rincon de los Deseos」

◆デス/ブラックメタル部門◆

1.God Dethroned「Under the Sign of the Iron Cross」
2.Barren Earth「Curse of the Red River」
3. Ihsahn「After」
4.DIMMU BORGIR「Abra Hadabra 」
5.Cradle of Filth「Darkly Darkly Venus Aversa」
6.Borknagar「Universal」
7.Thulcandra「Fallen Angels Dominion」
8.NATTSOLStemming
9.ABIGOR「Time Is the Sulphur in the Veins of the Saint」
10.Enslaved「Axioma Ethica Odini」
次点.Sadist「Season in Silence」

◆デスブラ/その他部門◆
1.THERION「SITRA AHRA」
2.Alcest「Ecailles De Lune」
3.Orphaned Land「The Never Ending Way Of ORwarriOR」

◆日本のバンド部門◆

1.LIGHT BRINGER「Midnight Circus」
2.LIGHTNING「Five Rings」
3.Bellfast「Insula Sacra」
4.AZRAEL「Dream On」
5.GALNERYUS「RESURRECTION」
6.XSPIDER「Warning」
7.Rie a.k.a. Suzaku「Messiah」
8.e:cho「ソラノウタ」
9.ALDIOUS「Deep Exceed
10.ALHAMBRA「Solitude」


いやー、今年も聴きまくりましたな!
総合1位のゴッドデスローンドは、今年聴いたメタルの全アルバム中で唯一の9点をつけました。
これぞドラマティックデスメタル!きらびやかなメロデスやモダンなメタルコアが跋扈する昨今、
だからこそ、このような本物の傑作が評価されてしかるべきなのです。必聴!
2位のバレンアースも、プログレッシブデス好きの自分にはたまりませんでした。
まさにオーペスのフィンランド版というような、叙情たっぶりのプログレデス!
3位のブラガーは、やはりなんだかんだで、他を寄せつけない完成度。
緻密なギターの絡みとオーケストラをここまで完璧に融合できるのは
このバンドをおいて他になし。大人の耳でも楽しめる上質のメタルサウンドです。
その他、メロパワ、シンフォメタル系はもちろんですが、今年はフォークメタルや、
イーサーンをはじめとしてプログレッシブなデス、ブラック系がたくさんありました。
ボークナガーやアビゴル、サディスト、ソレファルドなど、どれも素晴らしい作品で
甲乙がつけがたかったのですが、このあたりはもう個人的な趣味でのランクづけになりますね。笑
あと、ラブリーをはじめ、日本のバンドも質の高い作品が多かったように思いました。

さて、来年はどんな素晴らしいアルバムたちとめぐり合えるでしょうか。
今年同様、頑張って聴きまくり、レビューしまくりでゆきますので、
どうぞよろしくお願いします!

*各アルバムの詳しいレビューはこちらのページをご覧ください


12/2


以下、ツイッターでつぶやいたどうでもいいネタより。


「自分がモヤモヤさまぁ〜ずを好きな理由は、
バラエティを含めたいていのTV番組は「ここで笑え」とか「ここは泣け」という信号が出ているので、
視聴者はそれに乗って安心して笑ったり泣いたりができる…ようするに感情を操られているのであるが、
モヤさまの場合には「まあ笑うとこだけど別に笑わなくてもいいよ」というユルさがあるので、
僕のような天然のひねくれ者にはちょうど気持ちよいのである」

「こうした感情をコントロールされる信号に慣れてしまうと、
もしもそれがなかったり、弱かったりすると、彼らは困ってしまう…
つまり面白いのか面白くないのか教えてもらえない、という状態に陥るのである。
それはTVだから面白くなくてはならない、という受け手の縛りであるのだが、
そういう人々はたいていNHKのドキュメント番組などは苦手なのである。
感情を操ってもらえないので物足りないからだ」

「話はやや脱線したが、そういう意味では、
さまぁ〜ずは「ウマグマ」や「原子心母」の頃のPINK FLOYDに似ているな。
天然のユルさが漂う点で。笑いを強要しないところが心地よい。
もちろん「モヤさま」の場合は大江アナという超天然キャラがおられるおかげで成り立っているのだが」

「ビートたけしは間違いなくKING CRIMSONですね。
「聴き手を置き去りにしても俺は好きなことやるぜ」というスタンスが。
明石家さんまはEL&P。たたみかける「タルカス」から「ラブビーチ」まであり。
爆笑問題は知性ある構築、安全性という点でYESかな。このタイプはけっこう多そうだ」

「所ジョージとかは間違いなく初期ヒッピー期のPINK FLOYDだし。
こう考えると、たいていのお笑い芸人は四大プログレバンドにタイプ別に分けられそうだな。
あ、でも劇団ひとりは…ピーガブ期のGENESISか。爆」

…あ、さんまの冴えてるときはGENTLE GIANTっぽいところもあるかも


フォローもよろしく♪
https://twitter.com/ToseiMidorikawa


11/13


ふらりと秋の箱根に行ってきました。
美肌の湯へ男二人で…という、
しごく健全かつ、ちょっぴりイヤーンな温泉旅行へ♪


行きの高速道路、黄昏の空が綺麗でした


ここは開業が1715年、滝廉太郎や勝海舟なども訪れたという由緒あるお宿なのです

さっそく温泉へ

露天にてポーズをきめるワタクシ


夕食は盛り沢山でお腹いっぱい!


翌朝、由緒ある天下の名湯という貸し切り風呂へ


なかなか風情のある湯場への石段


こんな感じの、いかにも時代を感じさせるお湯場です


名湯を満喫する僕


これが源泉、硫黄臭がすごかった。


チェックアウト後、宿の周囲を散策


色づいたもみじと山々がきれいでした


旅館裏手の路地にて


もみじの落ちた池がすごく綺麗でした

それからメタルを聴きながらドライブ

霧に包まれた芦ノ湖へとやってきました


晴れの日とは違い、どこか神秘的な湖の景色でした


「ラウンジやまぼうし」の焼きたてのアップルパイはいつもながらに絶品。
美しいおねえさんがひざまずいて淹れてくれるコーヒーの香りに癒されます。

箱根園でみやげを買ってから、ススキの名所仙石原へゆきました。



風に揺れる一面のススキの穂


ススキ野でジャンプキメてみました


秋ですねえ


帰りがけに湯本で立ち寄り湯に入り、箱根をあとにしました

帰りの高速で渋滞に巻き込まれましたが無事帰宅
心身ともにリフレッシュした温泉旅行でありました♪



11/7

昨日は吉祥寺シルバーエレファントにプログレのイベントを見に行ってきました。
〜PROGRESSIVE LIVE 2010〜「Progressive Twilight」


1バンドめは、Early Cross
ウクライナ人とのハーフという美女ヴォーカルを擁するバンドで、
ツインギターを軸に、ヘヴィさとプログレ性の同居する薄暗い叙情を聴かせるサウンド。



紅一点、ナターシャ嬢のクールビューティな風貌と、英語による美しい歌声は魅力的で、
その立ち姿だけで思わずうっとり。バンドメンバーの演奏も以前に見たときよりもさらに
緻密なツインギターの絡みに磨きがかかり、アレンジ面でも成長を感じさせた。
長い曲においてもバンドとしての一体感が感じられた見事なものだったし、
METALLICAの“ONE”のカヴァーも含めて、全6曲50分のステージがあっと言う間。
このバンドなら1時間以上のステージも見たいと思わせる、そんな空間美を描ける存在である。

*Early Cross マイスペ
http://www.myspace.com/earlycross


2バンドめは、TEE
フルート奏者をフロントにした、日本では珍しいスタイルのバンドだが、
やわらかなフルートの音色に絡むギターとシンセワークの巧みさも見逃せない。



フルートというとイタリアのPFMなどを思い浮かべるが、そうしたヨーロピアンな情緒を
日本人のセンスでメロディアスに仕上げたというサウンドは、とてもクオリティが高い。
MCではフランス遠征でのエピソードなども披露し笑いをとっていた。
KENSO、KBBなどに続く、ワールドワイドなプログレバンドとして、今後も楽しみである。

*TEE マイスペ
http://www.myspace.com/theearthexplorer


3バンドめは、machine messiah

U.K.やYES、IT BITESなどに影響を受けたという
キャッチーなメロディで聴かせるプログレハードバンド。



まずヴォーカルのさんの風貌のインパクトが大きいのだが、
その伸びやかな歌声と英語力も素晴らしく、プロ並のステージングも凄いのひとこと。
テクニックとメロディセンスを兼ね揃えたギターと、4台のシンセを駆使して楽曲を彩るシンセの
芸達者ぶりもなにげに素晴らしい。ドラムも含めての演奏と歌唱の一体感、そのパワーには圧倒される。
U.K.+KANSASという感じのキャッチーなプログレハードとして、その質の高さはまさしく「本物」だ。

*machine messiah マイスペ
http://www.myspace.com/machinemessiahjp


10/25

昨日は多数の強者たちが秋葉原に集い、
壮麗なるシンフォニックメタルセッションが開催されました!

演奏曲

*Dragonland/Holywar
*Nightwish /Dark Chest of Wonders
*Dark Moor/In The Heart Of Stone
*EPICA/Facade to Reality
*Rhapsody/Emerald Sword
*Rhapsody/The Wizard's Last Rhymes
*Thy Majestie/The Sight Of Telham Hill
*Fairyland/End Credit
*HELLOWEEN/I'm Alive
*RIOT/Thundersteel
*Viper / Prelude To Oblivion

10分を超える大曲や、クサメロ疾走のあの曲、
エピックかつ美麗な名曲たちを、熱きメタル魂で演奏してまいりました!


↑エメラルドソードと僕

これだけの人数が揃って、こんなに濃密な選曲でできるセッションというのも
なかなかないかと思います。自分のドラムの演奏は、体力的にも技術的にも、
満足いくものではなかったですが、熱き情熱だけは炸裂させられたかと思います。



10/12


日本最高の大河異世界エピックファンタジー小説
…になる予定の、
「水晶剣伝説」第7話、完成しました!

いやー、長かった…結局前作から8カ月もかかってしまった…
その間、CDを500枚以上は聴いてレビューしてますし、その他の原稿や仕事、バンドセッションなどもあって、
けっこう毎日のように書いていたつもりなんですが、実質的に小説に集中できたのは4カ月くらいかな。
終わってみれば今回の490枚にかな〜り苦労した感じです。
だって気付けばもう10月ですよ!まだ暑いけど。
酷暑をなんとか乗り越え、またひとつ歳をまたぎ、物語もひとつ進みました。


*以下は、第7話「大森林の行軍」より抜粋


(行ってしまう……)
 胸が締めつけられるような気分で、彼女はぎゅっと両手を握りしめた。
(行って……しまう)
(ああ、どうしてだろう)
 心に湧いてくる、この不安めいた予感は……
(このまま別れたら、もう二度と会えないような、そんな気がするのは)
(どうしてなんだろう……)


「最近ではね、辻斬りを働く浪剣士にも、腕のたつ奴が増えているんですよ。
まったく嘆かわしい。もしかしたら、やつが噂の巨漢剣士ドラコかもしれませんな」
「なんだそれは?」
「えっ、ご存じない?それはまた……」
 もったいぶったようにひとつ咳払いをすると、レークはさも真剣な顔つきで語りだした。
「おそるべき巨漢剣士ドラコ!なんでも噂では身の丈は優に二ドーン、体重は百エルゴはあるって話でさ。
その巨漢に似合わぬような俊敏さと剣の腕前、強力な打ち込みで相手の剣を叩き折るという、
おそるべき浪剣士にして辻斬り。それが巨漢剣士ドラコです」


「戦いには……恐怖などはないのだが、いや、あったとしても、命令を受ければ死ぬ覚悟はできている。
祖国のため、そして王子殿下のために」
 このジャリア兵士もまた、田舎に帰れば家族や兄弟のいる、ごく普通の人間なのかもしれない。そうレークは思った。
「だが、こんな森の奥地で、遭難して果てるというのは……とても、そうだ、とてもいやだ。
なんの武勲も立てずに、誰にも知られることなく、木々に囲まれた苔むした土の上で死ぬなどというのは……」
 祖国への忠誠心というものは、どの国の兵だろうと変わらないものらしい。
ただ、そうしたしがらみから自由でいられることが、レークにはずっと当たり前のことだった。
そして、その身軽な自由こそが生きる喜びであったはずなのだが、
(なんてこった、)
(自由とはほど遠い、騎士なんざになっちまって、お国のために働くなんざ。このレークさまがよ)
 それは嘆きであったのか、自嘲であったのか、思わずくすりと笑いが込み上げる。


「まったくもって、けしからん」
 白髪に白い髭の老人は、ぎろりと二人を見た。
「平穏なるこの森を、にわかにさわがしくしおって。兵士どもはとっとと出てゆくがいいのだ。
ここは森に生きるものたちが、静かに悠久を感じながら滅ぶ場所。
その幸せを、べつのときの流れでせわしく踏みにじるなどというのは、まったくけしからん」
麻色の僧服のような長ローブに身を包んだ姿は、年老いた祭司か、あるいは魔法使いのようでもあった。
こけたあごに、とがった鷲鼻、そしてぎょろりとした目つきは、少しばかり異常な感じでもあった。

「ものごとすべてには理由がある。
たとえ偶然に思われることでも、そこには大なり少なりなんらかの要因、要素が細やかに関与し、
あるいは関与しないことで、ものごとの進みかたや人の運命が決まってゆく。
ときにささいな意志ですらも、必然の偶然をおよぼす。つまりはすべては、微細な関わりの集積によって、
ときに小石がひとつ落ちることもあれば、大岩が転がるほどの変転にもなりえるわけじゃ。ただしな、」
 老人の目がきらりと光ったように見えた。
「おぬしにかぎっては、その小さな要素の関連性は、必ず大きなものを引きつけ、決定的な変転の引き金になる。
それだけの要因を、おぬしはすでに手にしているのだよ」

「なんだか……わからねえが。じいさんはけっこう、えらい人だったんだなあ」
「ほっ、ほ、まったくもって当たらぬ。しょせん、人に飼われているのならば、
たとえ本物の正義や意志があったところで、力の方向性は上からの影響を受けざるを得ぬ。
つまりは、誰しもが操り人形であり、その人形を操るものもまた、なにかに操られているということだ。
それに気付いたものは、こうして隠居をして自由を得るか、あるいは、すべてを操る立場へ上りつめることを目指すかしかない。
実際のところ、そんな立場に上ることなど、神ならぬ人間には不可能なのじゃがな。
しかし、人は愚かしい夢を見てしまう。だからこそ、またいとおしくもあるのだが」


我が人生をかけた渾身の物語です。ぜひとも読んでみてくださいね!
こちらから


10/6


人生はすべて一石二鳥で我がままに…

自分がCDのレビューをするのは、
聴いた音楽を忘れないためにということと、コンパクトな文章力が鍛えられること、
レビューという情報を発信することで誰かの役に立てること、
ついでに、アフィリエイトでちょっとばかしお小遣いがもらえること、
こりゃあ、一石四鳥!だから、人生の時間を削ってやる価値があるんですね。

自分がバンドをやっているのは、
純粋に演奏が楽しいから、ドラムを叩く運動で体力維持になるから、
音楽の好きな仲間や、人々に出会えるから

自分は散歩に出かけると、ついでにCDを買いにもいきます。
早足で歩いて足腰を鍛え、欲しいCD見つけられたら、それも一石二鳥。
さらに必要なものを買い物したりして一石三鳥と。

それからたとえば、バイキング形式のレストランとかでは、なるべく全種類を食べたいし、
世界中にいいメタルバンド、プログレバンドがいるのなら、それをすべて聴かなくては気が済まない。

また、日頃から常に、ネットやCD屋でなにかワンダーなバンドがいないかと探したり、
スーパーの買い物では、よりよい調味料とか、美味そうなパスタソースを探したりしてます。

なにしろ、ある程度は健康でいなくては創作に支障がでる。
だから、添加物に気をつけたり、脂肪を控えたり、ラーメンやポテチやマックや牛丼は食べないのです。

どうでもよいことにはものぐさな自分ですが、
やる価値があるものに関しては、とても貪欲なのです。

ようするに欲張りなんでしょうね。

人生は欲張りに生きるほうが楽しい。ただし、時間やお金は無限ではないから、
なるべく無駄を省いた時間の節約をする…それが自分の言う一石二鳥ということ。

ただし、
当然ながら、何物にも代えがたい創作活動に関しては、
そこには利便も、打算も、節約も存在しない。
むしろ、その活動時間の確保のため、その他の一石二鳥があるべきなのだ。

夜11時台のニュースを見ながら、腕立てや腹筋の筋トレをします
風呂に入りながら、物語の構想を練ります

音楽を聴きながら原稿を書き、レビューを書き、必要なメールを送り、
コーヒーを淹れにゆく間に、CDRを焼いたり、ファイルをアップさせたりしてます

そうしてまた一日が終わり、
明日なにをするか考えながらベッドに入る。

いつも一石二鳥の選択を考えると、慌ただしいし、肩も凝りますが、
明日とも知れぬ人生に無限の時間はないので、また欲張りな探求で日々を過ごしております。

なので、たまーに、なにもしない温泉宿などにゆくと、
むしろ手持ち無沙汰で、することなくて困ってしまったり…笑


まあ、まだまだ気力があるうちは、この調子で、コーヒーと肩こりを友とし
散歩と筋トレを欠かさず、メタルとプログレと物語、その他原稿などに励みつつ、
恐れることなく正直な楽しみを追求し、ただ我がままに、
頑張ってゆきたいと思います。



9/27


ああ、またひとつ歳をとってしまった…
ときの流れは早いものですね。

土曜は北浦和へゆき、ユニオンでCDを漁りました。メタル誕生日!
アーエネの2009年リマスターが安かったので購入。帰りはふらっとさいたま新都心へ。
スーパーアリーナではちょうどメタリカのライブがあったようで、それ系の方々がちらほら見えました。
当日券\9000にちょっと惹かれました。そうそう、ラウパーもこの会場なんですよねー。
ウチから徒歩20分くらいなので、ぷらっと行きたい気もするんですが…うーむ。
スープカレー美味しかった♪

昨日の日曜は70'sロックセッションで新宿へ!
Deep PurpleやRAINBOW、LED ZEPPELINなどをワイルドに演奏してきましたよ♪
もらったムーミンタオルで汗を拭きつつ3時間。愉快なロック仲間たちとのひとときでした。

10月もバンド練にシンフォニックメタルセッションなど、いろいろ盛り沢山。
食欲の秋とともに音楽の秋になりそうです!

アラフォー男子、これからも頑張ります!


9/20


昨日は人生初のメタルDJをしてまいりました。
http://melodicmetalcircle.blog35.fc2.com/
いやー、た、楽しかった!

自分の大好きな曲を大音響でかけながら、お客さんと一緒に盛り上がるというのは、
ライブで演奏するのとはまた別の快感ですなほっとした顔

初対面でもメロイックサインの角突き合わせればもう仲間…
エアギターにヘドバン、そして大合唱と、愉快なメタル仲間たちとのひとときを過ごさせていただきました。


ちなみに、今回のワタクシの選曲は以下の通り♪
テーマは「Love 90's Metal !」

@Inquisition
ABanish From Sanctuary …BLIND GUARDIAN
http://www.youtube.com/watch?v=cyNUT7fbECQ

BStorming the Gates of Hell …RIOT
http://www.youtube.com/watch?v=MXrClkJXLn0

CPoisened Hearts …ELEGY
http://www.youtube.com/watch?v=72w1V8ZK750

DCross to Bear …Impellitteri
http://www.youtube.com/watch?v=pWem3381Yi8

EMarch of Time …Arwen (HELLOWEEN cover)
http://www.youtube.com/watch?v=99eh0XNa6ME

FSurrounded …CMYK (DREAM THEATER cover)

GTheatre of Fate …VIPER
http://www.youtube.com/watch?v=VNLkxxfBsUM

HOut of the Shadows …STRATOVARIUS
http://www.youtube.com/watch?v=xC6PkGVPEyc

お越しくださった方々、ありがとうございました!


それで、
今日は昼間からバンド練だったのですが…
昨夜は早く帰るつもりが、愉快な仲間たちと飲み明かし、結局朝までオールしてしまいました。
今日が祝日だったせいか、オール系の若者たちで始発電車はけっこう混んでいた…ふらふら

ヘロヘロのヘロという状態のまま、バンド練習に突入…
もはやヤケクソでツーバスドコドコしてきやした!
なんとか曲作りもまとまりつつあり、年内にはライブできるかもという感じです。

そして、
昨日も今日も新宿で、やっぱりユニオンにゆき、CD10枚買いました。
これがメタルとプログレ者の人生だ!指でOK



8/23


先日の日曜はプログレ飲み会でした。
目白WORLD DISQUEでCD漁ってから、わたみん家で少人数飲みビール

長らく廃盤だった、ドイツ最高のシンフォニックロックバンド、Anyone's Daughterの「Adonis」のリマスター盤をゲット!
イギリスのGENESIS、イタリアのPFMと並んで、僕のもっとも好きなバンドなのです。
今回のオリジナルジャケの再発はまさに感涙もの。


…というか、ルネッサンス、スティーブ・ハケット、四人囃子のライブも行きたかったのですが…
せめてWDでプログレ漁れてよかったです。
今回は3人の少人数飲みでしたが、かえって少人数な分、あけすけな会話もでき、楽しかったです。笑

その前の土曜は、バンド練のあとにSwallowTailのライブを見に行きました。
前に見に行ったときよりも、ビジュアル的にも音的にもさらに良くなっていたなあ。
美しいソプラノヴォーカルとスクリームヴォイスの対比、幽玄かつ美麗なシンセワーク、
安定感のあるベースとドラムのリズム隊に、VOIVODのTシャツを着たギターさんの
ヘヴィなトーンが合わさったクラシカルなゴシックメタルを楽しみました。
レコーディング中という新作音源も楽しみです♪

二日連続飲みで、メタルとプログレ…幸せだのう♪
今メタルとプログレがあれば、一人で死ぬのもまったく寂しくないねえ。あと物語があれば。

さて、9月には水晶剣7話も書き上げるぜい!

9月…もう9月かぁ三日月


8/19


9月からメルマガのコンテンツをリニューアルします!

◆緑川とうせいの「メタルとプログレ特選情報」◆
*メロデスこれを聴け
*スラッシュこれを聴け
*ブラックメタルは怖くない
*プログレ/シンフォニック現在系
*今週の女性ヴォーカル
*メタルとプログレ最新レビュー
といった内容でさらに濃密にお届けします。

プログレ名盤、夏はプログレメタル、他、現在のコンテンツは今月で終了します。
過去のメルマガも公開しておりますので、ぜひご覧ください。
メルマガは無料です。もうすぐ次号発行ですので、すかさず登録ください♪
http://www.mag2.com/m/0001018724.html


ちなみに、以下はこれまでメルマガで紹介したプログレ名盤たち。
もちろんみなさん、もう全部聴いてますよねえ〜?

KING CRIMSON「クリムゾン・キングの宮殿」
KING CRIMSON「太陽と戦慄」
PINK FLOYD「原子心母」
PINK FLOYD「The Wall」
EMERSON,LAKE & PALMER「タルカス」
EMERSON,LAKE & PALMER「恐怖の頭脳改革」
YES「RELAYER」
YES「YES SONGS」
CAMEL「ミラージュ」
CAMEL「白雁」
Genesis「Nursery Cryme」
Genesis「Selling England by the Pound」
FURUUPP「太陽の王子」
PROCOL HARUM「月の光」
Renaissance「Scheherazade and other stories」
RICK WAKEMAN「ヘンリー八世と六人の妻」
JETHRO TULL「ジェラルドの汚れなき世界」
VAN DER GRAAF GENERATOR「Pawn Hearts」
MIKE OLDFIELD「OMMADAWN」
THE ENID「AERIE FAERIE NONSENSE」
U.K.「Danger Money」

PFM「幻の映像」
PFM「甦る世界」
PFM「チョコレートキングス」
Banco「ダーウィン!」
CERVELLO「Melos」
ETNA「ETNA」
Goblin「マークの幻想の旅」
LATTE E MIELE「パピヨン」
Maxophone
OPUS AVANTRA「Introspezione/内省」
OSANNA「パレポリ」
I POOH「ロマン組曲」
QUELLA VECCHIA LOCANDA「歓喜の時」

AMON DUUL2「Tanz der Lemminge」
ANYONE'S DAUGHTER「Piktors Verwandlungen」
Klaus Schulze「Irrlicht」
Klaus Schulze「Timewind」
Tangeline Dream「フェードラ」
TRIUMVIRAT「OLD LOVES DIE HARD」
TRACE「トレースの魔術」
FOCUS「FOCUS 3」
CODA 「Sounds of Passion」
Atoll「Tertio」
MAGAMA「.M.D.K.」
TAI PHONG「Windows」
KANSAS「永遠の序曲」
ETHOS「ARDOUR」
HAPPY THE MAN
Canarios「四季」
TRIANA 「Hijos Del Agobio」


まだまだ暑いですが、美しいプログレッシブロックを聴いて、この猛暑を乗り切りましょう♪

あ…でも、幻想的なブラックメタルとかも夏にはいいデスね。
今日は古代マヤ文明をコンセプトにしたYaotl Mictlanを聴いてましたよ。

ほぼメタプロ系ツイートの僕ですが、フォローもヨロ♪
https://twitter.com/



8/11


最近ブリティッシュ・ハードロックのベテラン、SAXONにハマってます♪
IRON MAIDENなどの影に隠れて、日本では知名度はいまひとつですが、
そのサウンドは、英国的な叙情にあふれたじつにメロディアスなハードロックなのです。
ロックとしての躍動感とキャッチーなメロディ、硬質すぎない力強さにあふれていて、
MANOWARなどにも影響を与えたであろうエピックなジャケやタイトルなども含めて、
とても日本人好みの音だと思います。

まさに、ブリティッシュ・ハードロック/メタルを代表する名バンドといえるでしょう。
ぜひ聴いてみてくださいね!



8/2


先日は弥生美術館に栗本薫/中島梓展を見に行きました。
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

例によってユニオンでメタルCDを買い、はやる気を落ち着けてから、いざ千代田線で根津へ。
根津駅を出て、言問通り沿いを歩いてゆくと、あたりにはお寺が多く、古き良き家並みがなかなか風情がありました。
しかし…歩けど歩けど、いっこうに着かない…
路上の地図を見ると、通りをまったく反対方向へ歩いてきていたことが判明。再び道を戻ることにふらふら

途中「愛玉子」の店を見つけ、気になったので入りました。
愛玉子(オーギョーチィ)とは、台湾の果物で、水の中で揉んでいるとゼリーのように固まってくるという、
面白い性質があるそうです。 それは寒天のような味わいで、不思議な美味しさでした。


さて、
再び歩いて、ようやく弥生美術館に到着。
東大の真ん前にあるんですね。いざ館内へ足を踏み入れる。

土曜とあってお客さんもちらほらといましたが、館内はひっそりとしていて落ち着いた雰囲気。
展示されている栗本薫さんの直筆の原稿や、走り書きのひとつひとつは、
僕にとってはすべてが宝のようなもの。そのひとつひとつを食い入るように見ました…
そこから想像できるあらゆるもの…物語半ばでついえてしまった、グイン・サーガの原点と、
そして物語の知られざる未来を想像するように…いつまでも眺めていました涙



一人のクリエイターというには、あまりに偉大な、まさに創作の鬼という存在でありながら、
一方ではロマンチックな少女であり、かわいらしい奥様でもあられた先生の、
人間としてのいくつもの顔を、ここであらためて感じられた気がしました。

ついでに竹久夢二館も見てから、再び御茶ノ水へ
先週も行った沖縄居酒屋で、ビールとゴーヤチャンプルーを愉快に食すと、次は新宿へ。

三井ビルの55HIROBAにて、芸能山城組によるケチャ祭りを鑑賞。
神秘的なガムランの踊りに軽くトリップ感を味わい、ストーリー仕立てのケチャの公演は、
ヒンズー神話をもとにした物語で、きらびやかな衣装の踊りとケチャの歌声が壮大で素晴らしかった。





新宿のビル群の中で、ここだけ不思議な異空間が出現した感じでした。
このケチャ祭りは35年も続く伝統あるイペントらしいです。
http://www.yamashirogumi.gr.jp/event/event.html



7/26


先日の週末はとっても濃密でした。

まず土曜は「メタルとプログレ飲み会」でございました。
和民での一次会では初対面の方も含めて多くの方と濃密な音楽トークができて楽しかったし、
沖縄居酒屋での二次会では、スパイシーハイボールの強烈な辛さとともに、
元マーキーのライターさまの酔い気味の激しいトークにハラハラしながらも面白かったです。笑

やはり世界を救うとしたらメタルとプログレだなと。
とくに、プログレはもっともっと多くの人々が聴くべきと実感しまくり。
即効性や手軽さ、デジタルメディア、ネットの普及などにより、
性急なコミュニケーションやツールばかりがもてはやされる昨今…
だからこそ、人の手による味わい深い芸術であるプログレを、
今こそもっと多くの人々に聴いてもらいたいと思うのです。音楽もロハスにいこうぜ!
今後とも力の続く限り、プログレを聴きまくり、応援してゆこうと思います。

なんとなく、最近メタルに飽きてきたというのもあって…
むろん好きなバンドやいいアルバムは多いですがね。
ただ古き良き正統派メタルの新鋭などがでてきたという点からも、メタルのシーンはひと回りしたかと。
たぶんそういう周期なんでしょう。ユニオンのメタル館行っても、買うものがあまりなかった…笑
今年は現在メタル273枚、プログレ183枚…まあ、こんだけ聴けば飽きるか。笑

みなさんも、いくぶんメタルに飽きてきたら、そのときこそぜひプログレを。
きっとあらたなロマンの息吹に出会えるでしょうから。
我がサイトもそういうときのために存在します。

ビバ・プログレ〜!富士山


そして、
日曜は高円寺に“夜長オーケストラ”のライブを見に行ってきました!

いやー、すごかった…
これほど感動的だとは。
こんなオーケストラロックがあったのだと。

なにせ主催の中村さんはメタルやプログレやシンフォニックやゴシックがお好きな方なので、
作る曲にしても、それらの要素が随所に滲み出ていて、思わずにやにや。

艶やかなヴァイオリン、ビオラ、ストリングスの調べに、威勢のいいトランペット、トロンボーンなどのブラスが
巧みに絡みつつ、アコーディオンやフルートのやわらかな音色とともに、美しいシンセが彩りを加えてゆく。
そしてエレキギターとドラムが入ると、もはやセリオンばりに完璧なるオケとロックの融合というか。
ドラムはけっこう激しくてツーバスドコドコの曲もあったりで、こりゃかなりのメタルっぷりだぜ♪
チェロにいたってはアポカリプティカばりに激しく聴かせるパートもありましたし。

ああ、そしてそして、
美しい女性ヴォーカルさんの天上のソプラノにはもううっとり…♪



曲調は、変拍子ばりばりのプログレ曲や、ユニヴェル・ゼロばりのダークで壮大なチェンバーロック、
爽やかでキャッチーな曲や、しっとりと優雅なクラシカル曲、さらにはスイングジャズの要素もあったりと、
どの曲も綿密に練られ、パートごとの見事な演奏を聴かせてくれました。

これはもの凄いバンド…というかオケですよ!
誰しもが「こんなことやりたい」と想像はしても、それを実現させるための困難さは大変なものでしょう。
きっといくつものハードルを乗り越えて実現されたのではないかなと。

それだけに、28人にもおよぶメンバーさんたちのビジョンが合わさったときの音のパワーというものは、
本当にすごいものがあります。それはまさに、壮大なロマンの結実ともいうべき、とても感動的なものなのです!

帰りがけに主催である中村さんにご挨拶しました。
相当な情熱とロマンがなくては、こんなバンドは作れない。今後ともぜひ頑張ってください!
会場におられたALHAMBRAのJUNKOさんにも挨拶できてよかった。あ、Blacklistedレーベルの方にも名刺いただいた。

当日販売された8曲入りのCDも迷わず購入しましたよ。

じっくりと聴いてレビューしま〜す。
興味のある方は、ぜひともオフィシャルサイトやマイスペで聴いてみてください。
http://yonaga.net/
http://www.myspace.com/thlongnightorchestra

もちろん、生の演奏を聴く方が遥かに感動的ですので、
次回ライプは10月とのことですから、ぜひとも足を運びましょう!
メタルやプログレ好きの方に充分アピールする音楽であるのは保証します。


いやー、音楽って、
ほんといいもんですねぇ〜♪

てなワケで、
今後ともメタルとプログレをどうぞよろしくお願いします!

           ☆メタプロスナフキン〜緑川とうせい



ps.
高円寺のYonchome Cafeで食べたタコライスがむっちゃ美味しかった!

持って行ったクーポンを出し忘れるほど。また食べにいく!



7/22


ジブリの新作映画「借りぐらしのアリエッティ」を見に行ってきました。

人知れず人間の家に住む小人たちが、人間の食料や道具などをこっそり「借り」ながら、
一生懸命に生きている姿を描いたファンタジー作品で、もともとは英国の児童文学が原作。

さすがジブリ作品ならではの、細かい部分での描写が素晴らしく、
小人たちにとってはおそろしく巨大な人間の家の描き方や、
そこを探検するための小道具、また水や葉っぱ、虫や動物などが
小人からの視点で、しっかりと描写されていました。

また、バックに流れるセシル・コルベルの音楽もステキで、
ふわふわとしたやわらかで爽やかな風を運んでくるようでした。

↓セシル・コルベル関連のCD。どれも素晴らしい!


映画の中で印象的だったのは、
「君たちはほろびゆく種族なんだよ」という人間の傲慢を表したセリフ、
そして「私たちは生き延びるの」と涙がらに訴えるアリエッティの言葉は、
この地球の自然、そのものの悲痛な叫びのようにも思えます。

派手でドラマティックな盛り上がりはないけれど、
小人の気持ちになって、じっくりと楽しめるステキな作品でした。

映画が終わってから、グッズショップを見ていたら、
アリエッティが髪止めに使っていたクリップが売っていたので、少し欲しくなりました。笑

*借りぐらしのアリエッティ 公式サイト


7/19


昨日は70'sロックセッション行ってきました!

いやー、熱かった!
交代要員がいないので、セッションなのに全員弾きっぱなしという。笑
むしろバンドみたいですな。

なにげにDeep Purpleの名曲“BURN”を演奏したのは初めてだったり。
いやー、つい力が入りまくる曲ですね。じつに楽しかった!

反対に“Smoke on the Water”の方は適度な脱力とともに、じっくりと演奏する曲です。
同じバンドの曲とは思えない。笑

RAINBOWの“Kill The King”もできてよかった。
天国のロニーに捧げる感じで、魂込めて演奏しましたよ。

今回あまりできなかったFocusなんかのプログレも次回はやりたいですねー♪
画像は“BURN〜!”の部分だけシャウトする僕。笑




7/8


*スペインvsドイツ

偉大なるパスサッカーの勝利というべきか。
この美しいサッカーが決勝で見られるというのは、1サッカーファンとして純粋に嬉しい。

1-0でスペインが勝利したこの試合、
前半はお互い固い守りに終始しながらも、スペインの細かなつなぎはやはりさすが。
ドイツはコンディション的にもやや疲労がたまっていたようで、アルゼンチン戦でのスピーディな速攻が影をひそめていた。

後半になると、スペインの早いパス回しにいよいよドイツ選手がついてゆけなくなってきた。
やはりガタイがデカい分、前半にあれだれ守備をさせられて、スタミナ的にもきつかったのだろう。

シャビやイニエスタ、ペドロらの巧みなボール回しや飛び出しで、決定機が増えてゆく。
ドイツDFは最後のところで止めていたけど、ほんの1mもスペースがあれば余裕でタテパスを通してしまうスペインの正確無比な攻撃にタジタジ。

前線のビジャはきついマークであまり仕事をさせてもらえずにいたが、その分、中盤でイニエスタが輝いていた。
調子の上がってきたイニエスタはやっぱり上手いねー。
ドリブルのテクニックという点では、メッシと双璧でしょうな。

1点決めたプジョルは気迫ある守備も素晴らしかった、マン・オブ・ザマッチでしょうね。
コーナーキックからのあの勢いあるヘッドはトゥーリオみたいだよ。

そういえば、パス至上主義者のシャビは遠藤をレベルアップしたようなタイプだし、
体格的にも通じるので、こういう華麗なバスサッカーをいつか日本にもやってもらいたいものだ。

もしドイツが勝っていたら、オランダとの因縁の1974年の続編が見られるかとも思ったが、
スペインvsオランダとなると、これはまた異種格闘技戦的な面白さがある。
世界一美しいパスサッカーと、ラフな攻撃ながらも(ロッベンとスナイデルの2人で)
ゴリ押しで点を取ってしまうオランダの戦い。


*オランダvsウルグアイ

オランダは今大会通じて、それほど素晴らしいと思う内容のサッカーをしていない。
それでも負けないのだから、自力の強さと運とがついているのだろう。

ただし、スナイデルとロッベンはやはりさすがの切れ味。
少ない決定機を確実にものにしてくるだけの技術とスピードがある。

しかし、どう見てもロッベンは26歳には見えないよなあ…笑
ちなみに、ウルグアイのエース、フォルランは31歳です。カッコいいね!

ウルグアイは全員が最後まで諦めない、じつにいいチームだった。
2点差を付けられて、残り時間わずかで1点を返すと、ロスタイムも足を止めることなく攻め続けた。

同じくオランダに敗れたブラジルが、逆境に弱さを見せてバラバラになったことを思えば、
粘り強く守って、少ないチャンスで点を取りにゆくという、このウルグアイのスタイルは、今後の日本も参考にすべきものだ。

フォルランと並ぶくらいの実力を持つFWスアレスが、前の試合でのハンドの退場で出場できなかったのは痛かった。
しかし、あのクリアがなければベスト8で敗退していたのだから仕方がないな。笑
これでオランダは32年ぶりの決勝進出。


ひと月続いたワールドカップもいよいよファイナル。
日曜の27:30が楽しみだ!



6/30


ベスト8をかけた昨夜のパラグアイ戦

前半の本田のシュートが惜しかったなあ。
あれが決まっていれば…

出来としては、最初のカメルーン戦と同じくらい。
全体的にパスミスが多く、守備的すぎて、押し上げが足りなかった。
高地のせいか動きもやや硬く、先制点を恐れてか、攻めのチャレンジも足りなかった。
カメルーン戦ではそれでも本田が1点とって勝ったわけですが、今回はそうはいかなかった。

相手もなるべくペナルティエリア付近ではファウルをしないように戦っていたし。
前後半+延長戦120分を戦った両チームにお疲れさまと言いたい。
PKは仕方ない。外した駒野は責められない。
日本が勝てるかもしれない唯一の南米のチームでしたが、
やはり守備は固かったし、PKも上手かった。今大会は高地慣れしている南米チームが総じて強いですね。

これで4年に1度の日本サッカーの冒険は終わった。
中澤や遠藤、それに出番のなかった中村俊らはこれが最後のワールドカップだろうし、
これからは長谷部や本田らが代表の中心になってゆくのだろう。
そういう点では、今後の光が見えた大会でもありました。

世界のベスト8の壁は厚かった。まだ日本の真の実力ではそこに届かない。
試合後のインタビューで長谷部が言っていたように、Jリーグの方もどうぞよろしくと。
日本のサッカーのさらなる発展はまずそこからなので。

ひとときの夢を見させてくれてありがとう。サムライブルー!
大会前に批判を受け続けた岡田さんもお疲れさま。

明日からは、世界のプレーを楽しみましょう♪


…あ、水、木は試合がないんだった。
ベスト8の激突は金曜から!



6/29


先日の日曜はアニメタルと陰陽座セッションをアキバでやりました!

スタジオには見学者を含めて15名もの正義の戦士たちが集い、熱苦しいまでの熱気に包まれました!
なんたって、 無駄に力が入ってしまうというアニメタルマラソンメドレー〜!!

ガッチャマンの歌
海のトリトン
たたかえ!キャシャーン
ボルテスXの歌
誰がために(サイボーグ009)
ゲッターロボ!
鋼鉄ジーグの歌

草原のマルコ
キューティーハニー
薔薇は美しく散る
ムーンライト伝説
ラムのラブソング
レオの歌

レッツゴー!!ライダーキック
戦え!仮面ライダーV3
宇宙刑事ギャバン
宇宙刑事シャイダー
科学戦隊ダイナマン
燃えろ!仮面ライダー

今回、メインドラマーが僕だけだったので、途中ヘロヘロになりつつも、ドカドカとやかましく叩きまくってまいりました!
ええ。どんなに疲れようとも、正義の讃歌の前には、悪を倒すためのパワーが己から湧きだしてゆく〜!のです。
右手の皮が剥けまくり!

陰陽座も2曲やりました!
そして、感極まったのは、Dragonlandバージョンの“Rusty Nail”で、
夢にまで見た「赤いティクビル〜♪」を目の当たりに聴けたのは、大変幸せでした。
ドラム叩きながら思わずにやけました。

アポカリプティカTシャツを着ていった甲斐がありました。


打ち上げも盛り上がり、ついビール飲みすぎました。
帰ってから見たドイツvsイングランドはもう寝そうでした…

次回は7/18の70'sロック&プログレセッション!
そして9〜10月にはシンフォニックメタルセッションやジャーマンメタルセッションなんかもやりたいです!



6/25


日本3−1でデンマークに勝利!

本田と遠藤のFKで思わず叫んでしまったぜ!
3点目アシストした本田の切り返しが最高。

しかし、 あのPKはないだろ! 久々に腹たつ審判だったわ。
まあ、長谷部のハンド見逃してくれたので帳消しか。

デンマークのパワープレーは怖くなかったね。 むしろ前半のようにつながれた方が怖かった。
ベントナーの調子がイマイチの上に、トマソンが足痛めてからは、ほぼデニッシュに決定機はなかったな。
こういう審判だったから、イエロー出されて退場だけが怖かった。

ここまで期待できなかった過去最弱の日本代表と言われたチームが、
大会本番でうまいことまとまった。

長谷部をキャプテンに
阿部を入れた3ボランチに変更
本田1トップがハマる
大久保の好調
松井、川島らをスタメンに
高地トレーニングの成果
公式球をJリーグで使っていた
涼しい季候で走り勝てた

いろいろな要因がかみ合った。

ともあれ、
祝・決勝トーナメント進出!

本田のインタビューが良かったね。
「満足できないです」
次も決めてもらいましょう♪


さて、これで世界の16強入りですよ。
日本は組み合わせ的に、ベスト4まではさすがに厳しいですが、
パラグアイまでは決して勝てない相手じゃない。
ただ、日本のチームは南米のチームをちょっと苦手にしているんですよね。
彼らはボール際の上手さと個人の突破力がすごいので。
ただチリやウルグアイに比べれば、パラグアイは比較的戦いやすい相手です。
ぜひとも29日は勝ってベスト8に行って欲しい!

ところで、
今日はブラジルvsポルトガルの試合がありますが、
はっきりいって、それ以上に注目なのが、チリvスペインなんですよ(放送なし)。
スペインはこれに敗れると予選敗退、これに勝てばおそらく、
スペイン、チリ、スイスの3チームが勝ち点6で並ぶ。まさに大混戦のグループです。

個人的にはスペインにびしっと勝ってもらって、パラグアイに勝った日本がベスト8でスペインと対戦…
というわくわくするようなシナリオになって欲しいです。


*以下決勝トーナメントベスト16(予想込み)

ウルグアイvs韓国
アメリカvsガーナ

アルゼンチンvsメキシコ
ドイツvsイングランド

オランダvsスロバキア
ブラジルvsチリ(予想)

パラグアイvs日本
スペインvsポルトガル(予想)


*ベスト8予想

ウルグアイvsアメリカ
オランダvsブラジル

アルゼンチンvsイングランド
日本vsスペイン(希望)


*ベスト4予想

アメリカvsブラジル
アルゼンチンvsスペイン


*決勝予想

ブラジルvsアルゼンチン


ワールドカップはいよいよこれからが本番です!
…本番に残れて良かった。


6/19


日本、オランダに惜敗。
でも、カメルーン戦より数段良かったね!

0-1
いやー、いいんじゃないの。
オランダ相手にこれだけできるとは。

引き分けが最高だったけど、1点差負けなら全然OK♪

選手交代はまったくハマらなかったけど…笑
こんなに勝負の早い岡ちゃんは初めて見たよ!

長友は良かったねえ!右サイドでエリアを抑えきった。
駒野はクロスの精度が悪すぎ。
大久保と松井はやっぱ調子がいいな。
後半の中澤はへばり気味でいつも不安だ。
中村俊はやっぱ使えず…

前半の守備で長谷部と阿部が疲れすぎてたから、むしろ中村より稲本入れた方が攻撃にもつながりが出たんじゃないかねえ。
闘莉王が上がってパワープレイからの、岡崎のシュートが惜しかった。
オランダの出来自体もぱっとしなかったとはいえ、
今までを考えれば、これはなかなかいい試合でした。

次のデンマーク戦が楽しみだ。(木曜深夜3:30〜)




6/15


日本、カメルーンに勝利!

いやー、 長谷部のシュートは良かったなあ!サッカー
あれぞ日本に足らなかったもの。さすがキャプテン!

不安視されていた高地トレーニングの成果が案外に出たのだろうかね。
3ボランチも安定してたね。とくに阿部が良かった。
前半の大久保、松井はよく頑張った。長友も今日は守備メインでエトーを抑えていた。
闘莉王はいつものオーバーラップ癖をよく我慢したな。
逆にカメルーンの前線の選手は走れてなかったねえ。

本田のゴールももちろん良かった。
ポジショニングが素晴らしかったのと、松井の切り返しからのクロスも最高だった。
しかし、
普通トラップミスしたら、ボールは体から離れるもんなんですが、
それが右膝に当たって、ぴたりと利き足の左足の前に…あせあせ
本田は試合後のインタビューで「持ってますね」と言っていたが、確かに運も持っている。

ともあれ、1-0でカメルーンに勝利!
自国開催を除けば、これが記念すべき日本のワールドカップ初勝利なワケですよ。

さあ、次のオランダ戦…
最高の結果である「引き分け」を目指して期待しますか!
なにせドイツと並んで堅守を誇るオランダから2点とるのは、まず不可能なので、
なんとか失点を1点以内に抑えれば…

日本戦の前にオランダvsデンマーク見てましたが、
やはりロッベンがいないと攻撃の迫力がひとつ足りんね。
それと、その試合も海抜1700mという高地だったので、両チームとも持ち味のスピードが出せていなかった。
我々が思っている以上に高地での試合は苦しいものなんだろう。

で、土曜の日本vsオランダ戦は…
これが海抜0mなんですな。

これは、低地ネザーランドが活性化するのは明白。
怪我明けのロッベンが出場するかが、ひとつのポイントか。

なんとか耐えて引き分けに持ち込んでくれ日本!


6/11


いよいよワールドカップ開幕です!

その前にメタルとプログレCDレビュー済ませときました。
とりあえず、コヒードとモーターサイコは最高!


1次リーグの観戦予定を立ててみました。

6/11(金)
南アフリカvsメキシコ 23:00〜

6/12(土)
アルゼンチンvsナイジェリア 23:00〜
イングランドvsアメリカ 27:30〜

6/13(日)
ドイツvsオーストラリア 27:30〜

6/14(月)
オランダvsデンマーク 20:30〜
日本vsカメルーン 23:00〜

6/15(火)
コートジボワールvsポルトガル 23:00〜
ブラジルvs北朝鮮 27:30〜

6/16(水)
スペインvsスイス 23:00〜

6/17(木)
アルゼンチンvs韓国 20:30〜
フランスvsメキシコ 27:30

6/18(金)
ドイツvsセルビア 20:30〜

6/19(土)
オランダvs日本 20:30〜

6/20(日)
イタリアvsニュージーランド 23:00〜
ブラジルvsコートジボワール 27:30〜

6/21(月)
ポルトガルvs北朝鮮 20:30〜

6/22(火)
フランスvs南アフリカ 23:00〜
ギリシャvsアルゼンチン 27:30〜

6/23(水)
スロベニアvsイングランド 23:00〜

6/24(木)
デンマークvs日本 27:30〜

6/25(金)
ポルトガルvsブラジル 23:00〜

6/26以降はいよいよ決勝トーナメントです!


四強予想は
オランダvsブラジル
スペインvsアルゼンチン

決勝予想は
ブラジルvsスペイン

優勝はブラジル、かなあ…
なんだかんだで固いんだよね、このチーム。勝ち方を知っているというか。
スペインの華麗なパスサッカーにも注目。ジャビとイニエスタ!

個人的にはメッシの活躍も見たいが、徹底マークにあうだろうから、
アルゼンチンの優勝はちと厳しいかな。

6/19とかにライブ開催予定している方は集客ぐっと減りそうですのでご注意!
6/24の日本vsデンマーク戦は深夜3時半からだと…たぶん生で見ますが、眠そうだ…


6/8


mixi日記より転載

最近CATHEDRALの前作と新作を聴いていて、あらためて古き良きロックっていいなぁと思いました。
カテドは本当に70'sブリティッシュロックしてますよね。オルガンやメロトロンも使っているし。

温故知新じゃないですが、モダンなメタルコアブームとは真逆のレトロロックのブームも確実に大きくなってます。
生々しいアナログな音楽というのは、やはり人間の耳に心地よいもんなのです。
WOLFをはじめ、ENFORCERやMEAN STREAKなど、レトロなメタルバンドの新鋭が続々出てきているのもその流れかと。
プログレの方だともっと前から、ANEKDOTENやBIGELFなどが90年代に出てきていたんですがね。
最近だとBLACK BONZOとかBEARDFISHなんか。 このあたりはレトロなヴィンテージロック特集ページに詳しくあります。


今日聴いていたBURNING BLACKもとっても良かったです。
古き良きスタイルの正統派のメロバワ新鋭。WOLFやENFORCERを聴いたら次はコレ!
*BURNING BLACK - Our Sentence

レトロメタルの先駆者、ウルフもお忘れなく!
*WOLF - Speed On

VEKTORもいいですよー!
DESTRUCTION+VOIVODという感じの知的スラッシュ新鋭
*VEKTOR -Black Future



5/17


昨日はふらりと鎌倉へ行ってきました

リッチにグリーン車に乗って北鎌倉駅に到着。

いつ来ても自然に囲まれたのんびりとした駅ですね。やっぱり空気がうまい。

鎌倉五山にて、名物の建長汁をいただきました。

けんちん汁の発祥である建長寺汁。家庭的な素朴な味で美味しかったです。

そしてその建長寺に到着

鎌倉五山第一位の由緒あるお寺。さすが立派な三門です

建長寺から鶴岡八幡宮へ歩き、その後妙本寺へ

木々に囲まれた静かなお寺で、とても好きな場所なんです

あの猫に会いました

今回は昼寝中で機嫌が悪かったのか、引っかかれた。

バスに乗り、鎌倉宮からさらに歩いて端泉寺に到着

苔むしたいい感じの石段を上ってゆき

自然との調和に包まれたようなお寺の境内へ


夢窓国師が岩盤を削って作ったという庭園は、じつに野趣あふれる趣


国の名勝にも指定されている見事な岩庭。これを見に行くだけでも価値ありです。


草木に覆われた庭園のような、とても素敵なお寺です


さて、小町通りに戻っておやつにしようと思いましたが、
残念ながらおいもあんみつを食べそこね、そのまま江ノ電に乗り込み長谷へ。
休日のせいか江ノ電はとても混んでいました。

鎌倉大仏(高徳院)に到着


相変わらず立派なご尊顔であります


海が見たいということで由比ヶ浜へ

風が強くて寒かったけど、広々とした海は気持ちよかった。

いいお天気に恵まれて、楽しい小旅行でありました♪
帰りのお別れはちょっと寂しかった。

でも、また行きたい!


5/10


GWは話題の映画アリス・イン・ワンダーランドを見に行ったり、池袋に行ったりしました♪

さて、今日はワールドカップメンバー23人が発表されました。

■GK
楢崎正剛(名古屋グランパス) 1976.04.15 187cm/80kg
川島永嗣(川崎フロンターレ) 1983.03.20 185cm/80kg
川口能活(ジュビロ磐田) 1975.08.15 180cm/77kg

■DF
中澤佑二(横浜F・マリノス) 1978.02.25 187cm/78kg
田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス) 1981.04.24 185cm/82kg
長友佑都(FC東京) 1986.09.12 170cm/65kg
内田篤人(鹿島アントラーズ) 1988.03.27 176cm/62kg
駒野友一(ジュビロ磐田) 1981.07.25 172cm/76kg
岩政大樹(鹿島アントラーズ) 1982.01.30 187cm/85kg
今野泰幸(FC東京) 1983.01.25 178cm/73kg

■MF
中村俊輔(横浜F・マリノス) 1978.06.24 178cm/70kg
稲本潤一(川崎フロンターレ) 1979.09.18 181cm/75kg
遠藤保仁(ガンバ大阪) 1980.01.28 178cm/75kg
阿部勇樹(浦和レッズ) 1981.09.06 177cm/77kg
中村憲剛(川崎フロンターレ) 1980.10.31 175cm/67kg
松井大輔(グルノーブル/フランス) 1981.05.11 175cm/64kg
長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ) 1984.01.18 179cm/72kg
本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア) 1986.06.13 182cm/74kg

■FW
玉田圭司(名古屋グランパス) 1980.04.11 173cm/67kg
岡崎慎司(清水エスパルス) 1986.04.16 173cm/70kg
大久保嘉人(ヴィッセル神戸) 1982.06.09 170cm/73kg
森本貴幸(カターニア/イタリア)1988.05.07 180cm/73kg
矢野貴章(アルビレックス新潟) 1984.04.05 185cm/74kg


なんかテレビを見ていても淡々とした発表で、見ていてあまりドキドキ感がなかった。
岡ちゃん…もっとドラマティックに間を開けて読んでくれてもいいのに。
「外れるのはシュン…×村シュン」とか言って、会場がどよめくとか…なかったね。笑

ともかくも23人のジャパンブルーの戦士が決定。
GKで川口は、「おお」と思った。これは精神的支柱としていいと思う。
MFはほぼ予想通り。小野や小笠原も入れてほしかったが。
FW…前田も田中も入らず…ガッカリ。
やっぱり玉田と大久保をそんなに愛しているのね。
スピードのあるスーパーサブとして、佐藤、田中達、興梠、石川の誰かは入れてほしかった。

こうなったら守備主体の遅いサッカーで、なんとかオランダかデンマークと引き分けて欲しい!
この4年間の集大成を見せてくれないと、ファンは納得せんからね!
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/cdetail/201005080009-spnavi


4/6


うちの近所には2000年以上の歴史を誇る、氷川神社があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE

関東の各地にある氷川神社(主祭神はスサノオ)の大元がここで、
伝承では日本書紀に書かれた時代、紀元前473年創建とあるらしいので、それは大変なもんです。
大宮という地名自体が、この神社の存在があってつけられたものなのです(大きな宮という)。

その裏手にある大宮公園は埼玉きっての桜の名所なので、毎年多くの花見客でにぎわいます。
今日は天気もいいので、ふらりと行ってまいりました。

昨日とはうってかわって、天気もよくて日差しは暖か。日中はもう熱いくらいでした。
まずは氷川神社にお参りしてから、いよいよ公園へ。



桜は今まさに満開桜
風が吹くとひらひらと花びらが舞い落ちて、その中を歩くのはなんとも春めいた気分でした。



平日なのに人が多くて、子連れ客や、学生や若者、おばさまチームや職業不詳の人々などが、
たくさん花見に興じておりました。



桜を眺めながらぷらぷら歩いて、ボート池をぐるりと一周。
まったりと心地よい時間を過ごしました。



美しく咲いては、また散ってゆく、この桜を
また来年見るまで、自分も頑張ってゆこうと思いました。

はからずも、去年もこの日に桜を見た記憶が…


3/29


昨日は秋葉原で6時間のメタルセッションでした。



いやー、楽しかった!
見学も含めると25人くらいもの人が集まり、
下は10代から上は50代までという幅広いメンバーさまたちで、
賑やかかつ愉快にメタル演奏に興じてまいりました。



mixiで「お気軽メタルセッション」コミュを立ち上げて最初のセッション会ということで、
最初は10人も来てくれれば最高だな…と思っていたら、
こんなにもたくさんの方が参加してくださり、感謝、感激であります。

◆ゴシックメタルセッション演奏曲
“Ice Queen”…WITHIN TEMPTATION
“Dark Chest of Wonders”…Nightwish
“Facade of Reality”…EPICA
“In the End”…Stream of Passion
“Our Truth ”…Lacuna coil
“Amaranth”…Nightwish

◆メロパワセッション演奏曲
“I'm Alive”…HELLOWEEN
“Thundersteel”…RIOT
“Center of the Universe”…KAMELOT
“Lost In The Twilight Hall”…BLIND GUARDIAN
“Avalon”…Nocturnal Rites
“Power”…HELLOWEEN




力の抜けたゆる〜いセッション、テクニックよりも情熱を、完コピよりもアドリブもありで…
なんて感じのセッションがしたくて、自分でコミュを作ってしまったのですが、
こうして無事に終了することができて嬉しく思います。



自分はRIOTのThundersteel叩けて満足です。気分だけはボビーになってました。笑
あと、やはりメタルは体力だなあと実感。今日は太股がちょっとつらいです。もっと鍛えねば!




3/11


日頃の疲れを癒しに、ぷらっと箱根の温泉へ行ってまいりました。
国道ぞいの狭い脇道から、渓谷へ降りたところにその温泉宿はある。


ローカルなゴンドラを下ってゆくと


700年の歴史があるという由緒ある宿に到着


軽く一風呂浴びてから晩御飯。このあとてんぷらと汁物も出た


スティービー・ワンダーも入ったという露天風呂へ
風呂上がりのビールは格別でした。


翌朝の貸し切り露天も気持ちよかったー


旅館前の渓流


渓流の宿をバックに


朝の散策で出会ったネコ。可愛い鳴き声で駆け寄ってきました


帰りのゴンドラはえらく恐かった


雪解けの道を走り


芦ノ湖に到着


空は晴れ渡り、遊覧船も気持ち良さそう


湖畔にて物思う私




ここのコーヒーとアップルパイはホント絶品でした!


帰りは高原の道を抜け


峠からは富士山の絶景が


前日の雪が空気をきれいにしたからか、じつによく見晴らせました。

都会の喧騒と電磁波を離れ、いい空気とマイナスイオンでリフレッシュ。
やー、温泉はやっぱいいもんですね!


2/26


キム・ヨナはほぼ怪物ですね。
手足の動きひとつ、表情ひとつとってもまったくスキがない。

でも真央ちゃんは頑張った。
史上かつてない、トリプルアクセル3回跳んでも勝てないのだから、
そこがフィギュアの難しさなんですな。
スポーツというよりは、美しさとショー並の表現力が必要になる。

インタビューで自然に悔し涙を見せられる、人間的な真央ちゃんが好きだなあ。
誕生日一緒だし(また言ってる)

しかし、カナダのロシェットの得点の高さは、悲劇のヒロインにメダル取らせるという
シナリオをちょい感じてしまった…。長洲未来の方が出来が良かった気が。

韓国国民からの過剰なプレッシャーの中で、勝つためにサイボーグのようにならざるを得なかった
ヨナさんはすごいけど、選手として長く続けてゆくのは精神的に大変そうだ。
真央ちゃんは次の大会でも普通に笑顔でトリプルアクセル跳んでそうですね。

冬季五輪も今週末で終幕か。
選手のみなさんお疲れさまでした。

次は6月のワールドカップですね。
バーレーン戦での本田に期待!(ロシアCSKAモスクワでCLデビュー)

さて
明日はクサメタ飲み会です。
全日本クサメタ連合を結成する予定です!



2/16


降りてこないときには、別のことをしながら有意義に待つ。

焦っても仕方がない。
いずれ成せるときがくる。

そして、もし達成できずに果てるとしても、それはそれで仕方がないのだと、
だんだんそう思えるようになってきた。
偉大な先生だって物語を終えずに死ぬ。

最近の人々はなにかを達成しようとして焦りすぎている。
完璧にこなさなくては、だめなのかと。
だめだったときにはなにも残っていないのかと。
悪い錯覚をしている。

誰もが道の半ばで果てる。ほとんどの人々は志半ばで消えてゆく。
だが、それは失敗ではない。
その過程で得られたものこそが、本当の収穫なのだから。

もちろん、努力せずにだらけるのではなく。
自分にできることを、できるペースで努力する。
そして、ときには少しだけ背伸びして頑張ってみる。

なにかが降りてきて、思いもかけぬアイデアが湧いてきたり、
すべてが上手くいって、達成できることもある。
だが、そんな調子のいいときは、そうたくさんはない。

ただし、降りて来るものを注意深く見つめることと、
そのもやもやとした霞のようなものの中に、ひとつの光を見つけるため、
日々の努力や鋭敏な感覚を常に大切にするという、そのひとつひとつの美意識が、
その作用には欠かさず働くことになる。

だから、
降りてこないときには、別のことをしながら、それを待つ。
有意義に己を磨いて。

なにが好きで、なにが嫌いか、
なにがしたくて、なにがしたくないか、
なにをするべきで、なにをするべきでないか
己の中の美意識と現実生活での必要を見つめながら。

ときを待つクローバー

そうして、
無駄にも思えたその日が、あとで輝くこともある。

日々の選択に間違いはないか?
たとえ、今日が無為に過ぎたと思ったとしても、
これでいいのだと思えれば、また明日が来る。

己を鼓舞して進もう。




2/7


昨日は吉祥寺のクレッシェンドへ、
千葉が誇るプログレッシブ・ハードロックバンド、Early Crossと、
幽玄なる言霊を響かせる京都のダークロックバンド、六合のライブを見に行った。


出演が6バンドということで、とても全部見る気力はなさそうだが、
肝心のEarly Crossが1番目ということで、頑張って開演時間前に到着。

Early Crossは、ウクライナ人とのハーフという美女ヴォーカル、ナターシャ嬢をフロントに、
薄暗い幻想的な叙情と、随所にプログレを匂わせるアレンジで聴かせる、
これまで日本にはなかなかいなかったタイプのバンド。

緩急をまじえた楽曲に、力強いベースと、どこかアナログ的な生々しさのあるギターが重なり、
情感のこもったナターシャさんの歌声が響きわたる。堂々たる英語の歌声がサマになっているのもさすが。
リーダーさんは、ギターを下げたままときにシンセ前に移動して、鍵盤奏者に早変わり。
30分程度の短いステージだったが、このバンドの世界観は初めて目にした観客にも充分伝わったと思う。
こうした繊細な叙情をしっかりと描ける若手はなかなかいない。今後とも応援してゆきたいバンドです。
*Early Crossマイスペ


2バンドめは、大阪から来たという若手のヘヴィロック系バンド。
ヴォーカルのナルシスティックな雰囲気も含めて、曲によってはゴシックロック的な感じが
ちょっとHIMなどを思わせるものもある。メンバーはみな若そうで、とても勢いがあるステージング。
演奏もなかなか上手く、ドラムもよく聴けばかなりの腕前なのだが、
いかんせんまだ力任せの自己発散的な部分があって、音が無駄にやかましい。
聴き手のことを考えて、8〜9割の力で演奏したら、もっとよく聴こえるのに。惜しいのう。

3バンドめは、前にギャーさんのイベントでも見たScreaming Lovehole
前に見たときもノリのいい演奏でなかなか好感を持っていたが、やはり上手いね。
ドラムをはじめとしたしっかりとしたグルーブ感とバンドとしての一体感に、
ベッキー似のヴォーカルさんのパワフルなエネルギーがまっすぐにお客に向けられてくる。
MCも含めて彼女のひたむきなスタンスは見ていて爽快だ。
このバンドになったとたん、前列にカメラで写真とりまくりのファン(?)が増えたのもうなずける。
キャッチーで前向きなヘヴィロックという点でも、多くの層にアピールするバンドさんですな。


4バンドめは、お待たせしました京都の六合
去年の1月にも同じこの場所でライブを見た記憶が…たしか五人一首とかと一緒に。
…あのときはインフル上がりでつらかったっけ。
さて、演奏が始まると、どうしてもやはりドラムさんに注目してしまう。
今回はチャイナ系が頭の上に3枚並んでいて、なかなか壮観なセット。

むろん、バンドとしての演奏にも多くのライブをこなして鍛えられているだけある一体感があり、
日本語歌詞で幽玄な世界を表現するヴォーカルさんを中心に、独自の和風ハードロックが炸裂。
個人的には中盤のゆったりとした叙情曲がじつに美しく、聴いていてぐっと来た。
あとでVoさんに訊いてみたら、まだCDには入っていないとのこと。早く出して!
ドラムさんも相変わらずキレがよく、繊細さとパワフルさのダイナミクスと、タメの効いたグルーブ感が心地よかった。
腕のいいドラムというのは、バンドの中で変に目立ったりせず、曲に溶け込みながら全体のバランスと同化しているのですな。
やはり演奏時間が短くて、もう2、30分くらいは聴きたかった。今度はぜひ自主企画ライブとかで、1時間くらいやってください〜!
*六合マイスペ


5バンド目はStone Davis
名前は知っていたので、けっこう認知度のあるバンドなのだろう。
激しくスクリームする女性ヴォーカルのヘヴィロックバンド。演奏もさすがの貫祿でバワフルだった。
曲がモダンヘヴィネスの典型という感じで、あまりメロディアスじゃないのと、
女性Voさんの絶叫時の顔がコワかった。耳が疲れました。


6バンド目を見る前にお腹が減ったので、みなさんに挨拶をしてから会場を後にしました。
いやー、寒かったけど、日本各地のバンドが見られて面白かった。
とくに、こうしたちゃんと世界観をもった個性的なバンドさんには、今後とも頑張っていって欲しいですね。


2/3


もう2月ですかー。
今年も早いなあ。時の流れが。

1月の週末はバンドやら飲み会やらでけっこう埋まっていたし、
なにより日々小説を書いていて、気づけば時間がたっていた…という感じ。
あ、水晶剣伝説第6話完成しました!こちらからどうぞ。
すでに7話も書き始めました。やはり小説モードでいるのは充実感がある。

CDも聴きまくり、レビュー中です。
去年同様、どんどん買ってしまうメタルとプログレCDを消化しながら、
やがて来る春を待とうと思います。



1月に音楽仲間と行った明治神宮初詣で飾ってあった氷像


1/8


みなさま、あけましておめでとうございます

早いもので、気づけば2010年ももう8日も過ぎてしまいました。
正月はとくにすることもなく、まったりと音楽を聴いて過ごしまして候。

新年の初CDレビューもすませ、今日は初メルマガも編集し、
いよいよ今年もメタルにプログレにと頑張ってまいろうと思っています。
小説の方も「水晶剣伝説第6話」を現在完成前の推敲中。
今月中には掲載できるかと。

最近またあんこブームで、どらやきやきんつばを買ってきたり
今日の朝御飯は自分でお汁粉を作って食べました。美味い!
相変わらずコーヒーで脳を目ざまし、
原稿にいそしみ、音楽ききまくりでCDレビューもいたします。

ときのながれのなかで、
はかなくも歳をとり、気づけば不惑までもう数年…
いよいよこのサイトも本年で10年目を迎えました。

しかしながら、清新の志だけは忘れることなく、
己を叱咤、鼓舞し、今年も頑張ってゆきますぞ。

それでは、みなさま
本年ももどうぞよろしくお願い致します



         緑川 とうせい


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